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古代のことがらを学ぶことによって、現代の指針とすることができるのではないかと思っています。



   
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トト神の姿~マンガに挿入しなかったシーン

   

実は、この前生漫画の中には載せることができなかったシーンがありました。

すでにお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、それは「トト神」のお姿です。

なぜ漫画に含めなかったのかというと、自分でも理由が説明しずらいのですが、

トト神は神なので、見えている肉体が物質的なものではなくエーテル体的なものなのかもしれないと思うところがあり、

はっきりした実線で描くことになんとなく抵抗があり・・・。また、はっきり描いてしまうと嘘っぽくなりそうなので描けませんでした。

そこで、ペン入れしてなくて申し訳ないですが、私が鉛筆で描いたスケッチを載せさせていただきます。

このシーンは、前々回のマンガで、私がファラオの棺を乗せた船を見送った後に出てきたシーンなので、恐らくピラミッドの地下ではないかと思います。(王の間のシーンが出てくる前。)

この場面はすごく暗かったため、トト神の姿ももうひとりの男性もおぼろげにしか見えなかったので、男の人の風貌や二人の衣服などはエジプトの資料を参考にして私が想像で付け足しました。

暗闇の中にトト神ともうひとりの男の人が、横たえられたファラオの棺の前に立っていました。
(何をしているのか、また話しているのかはわかりませんでした。)

IMG_1_BURST20200924201537[699]


またこのシーンは、最初にこの前生を見たときには出てこなかったのですが、その後何年かして再びこの前生を見せられた時にごく断片的に出てきたシーンなので、ストーリーの中に入れにくかったというのもあります。

そのうえ、鳥(トキ)の頭に人間の身体、という奇妙な姿は読者の方に受け入れてもらえなさそうな気がして、この話の信ぴょう性自体を疑われるのではないかと怖かったからでした。

トト神            
                    トト神

でも、考えてみればファラオの棺が飛んでいく絵も物質ではなくバー(魂)だし、星に飛んでいくこと自体、すごく不思議だし、この話のどこをどうとっても疑わしいところだらけなので(笑)、今さら心配しても始まらないと思いなおしました。

それに、はなからこういうことを信じない方は、そもそも私のブログなぞ読んでくれないと思いますし。

それに、考えて みればすでにトト神のことは以前日記に書いてしまっていたので、「トト神からのメッセージ」、今さら隠しても仕方がないですしね。



ファラオを乗せた小舟の船着き場となるはずのその地下空間は、今知られている地下の間よりはるか下にあると考えています。
なぜならフランス人考古学者のアンドレ・ポシャンという人も、地下空間がピラミッド建設当時のナイル川の水位と同程度の高さにあるはずだと書いているので。

(ちなみにチャネリングでは、この運河はナイル川から流れてきているということでした。最初は自然の洞窟だが、途中から人口の運河になっているということでした。)

      IMG_20200926_110141[742]

    IMG_20200926_115411[744]
    (「完全コミック版 創世の守護神②」より抜粋)

この漫画で描かれている「立坑」とは、ピラミッドの一番下にある地下の間(4と書いてあるところ)から、さらに下に伸びている立穴のことです。(現在は閉鎖されているようです)

d242505b.jpg







そして次のシーンではファラオの棺は立てられていて、男の人が向かいあって何かをしているような感じでした。

IMG_20200925_162016[716]

後で口開けの儀式ではないかと思ったので、儀式に使う鉄の道具も想像で足してえがきました。

ちなみにこの男性は神官なのではないかと思いますが、次の資料を参考にしました。

IMG_20200925_161743[707]

( 「大英博物館 古代エジプト展」で購入した資料より「口開けの儀式」のシーン )。





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テーマ:  古代文明
ジャンル: 

tag : ピラミッド  古代エジプト  ヒプノセラピー  催眠療法  トト神  地下の間  ナイル川 

ご無沙汰しております。「古代エジプトの前生」マンガ の続きです。

   
ご無沙汰しております。

このブログ、なんの予告もなく前回更新から1年以上も放置してしまい、読者の皆様には大変申しわけありませんでした。

以前から描いていた、ヒプノセラピー催眠療法)で見た私のエジプトの前生漫画が中途半端なままだったので、一応の区切りまで載せて終わらせようと思います。前回のマンガのラストシーンから。(スクロールすると下に出てきます)

続きを待ってくださっていた方には大変お待たせしました。


前々回のマンガ(最初から)

前回のマンガ




ひとみ04-5トリミング



ひとみ05-1b_2 トリミング  



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ひとみ05-3b (3)



ひとみ05-4[2305843009214782749] (2)





催眠で見たものは一応ここまでで終わりですが、すごく不思議な前生でしたので、あとはこれをどう受け止め解釈していったのか・・・。という問題がありますが、私自身、この前生を見たおかげですごく色々なことに興味をもつことになり、エジプトのことやスピリチュアルを含め多くの学びができました。

そもそもこれを見るlことになったのはハイアーセルフからのお勧めがあったからなので、恐らくそのためもあったのだろうと思います。

次回は、この前生をチャネリングではどう解説してくれたかをなるべく近いうちに書きたいと思います。




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tag : ピラミッド  古代エジプト  ヒプノセラピー  催眠療法 

NHK 総合で「ツタンカーメンの秘宝」第2、第3集も放送!

   
昨年12月にNHKで放送された「ツタンカーメンの秘宝 第一集」。

このブログでもいつか書こうと思っていたのですが、さすが「黄金のファラオ」というタイトルにふさわしく、ツタンカーメンの黄金のマスクや棺、そのほかの黄金の秘宝をこれでもか、というくらい贅沢に見せてくれていました。

中でも、純金でできた第3の棺は初めて見るのでとても興奮しました。

高精細なので映像が素晴らしく、またカメラが棺を足元からなぞるように撮っていくので、ため息が出るほど美しかったです。

私はこれに続く第2集、第3集が見られなかったのでとても残念だったのですが、このゴールデンウイーク中に3話とも全部 NHK総合で放送されるもようです。 (*^^*) たのしみ♪

まだ見ていない方はどうぞお出かけ前に録画予約するなどしてお見逃しなく!





NHK [総合]

3日(金) 午後 第1集「黄金のファラオ」、

4日(土) 午後 第2集「ファラオの愛と死」、

5日(日) 午後 第3集「三千年の封印を解け」を放送予定。


NHK総合で放送されていない第2集、第3集を含め、5月3日(金)から5日(日)まで3日間連続で「ツタンカーメンの秘宝」がNHK総合で放送されます。

時間は、第1集と第2集が午後5時から6時まで、第3集が午後4:55から5:55までです。素晴らしい映像です。是非ご覧ください。
(河合望 (Nozomu Kawai)さんTwitter情報より )




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マンガ続き 「古代エジプトの前生」

   

大変お待たせしました。

昨年にマンガが中途半端になったまま、だいぶ間が空いてしまったことをお詫びします。

そこで、少し前に戻ったところから掲載します。

私が大ピラミッドの王の間のようなところから浮かび上がるシーンからです。

( この漫画は、私が催眠の中で見たイメージを自身で漫画に描き起こしたものです。なにぶん、描きなれていないもので思うようなものが描けず、何度も描きなおしたりするので時間がかかることをご了承ください。)



                 (下は実際の王の間)
               20.jpg



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「銀河のスパイラルアームが寒冷化を引き起こす」 (サイエンス動画 )

   
今月も終わりに近づいていますが、漫画の続きはまだ描けそうにありません。なんだか、前回の記事で今まで一番描きたかったところまでたどり着いたので、ホッとして気が抜けてしまいました。

そんなわけで今回は、ちょっと気になる動画を見つけたので貼るにとどめることにします。

この動画、未だ解明されていないことの多かった銀河系の全貌を明らかにするとともに、興味深い説・・・・・・
私がこのブログでも追及してきたテーマとかぶるところがあるので載せることにしました。

それは、ざっくり言うと「宇宙が地球の気候変動に影響を与えているのではないか」、というテーマですが、

この動画で言われていることによると、銀河系の渦状椀(スパイラルアーム)が太陽系に影響を与えている、
そして「太陽系が渦状碗を通過することがあり、その時に地球が寒冷化する」、という驚くべきものです。


驚異の大宇宙~ 見えた!銀河系の全貌

これは、2014年にサイエンスZEROで放送された「大科学ミステリー?銀河系が寒冷化をまねく!?」について書かれたブログ記事と内容がかぶっているようなので、すでに見た方もいらっしゃるかもしれません。
(でもこの番組はオンデマンドで探してもみつからなかったので、タイトルを変更して放送したのかもしれません)


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この動画を見ていて、トト神(ヘルメス文書だったかも)の言葉にこういう思想があったような気がして思い出しました。

すなわち、「上にあるごとく下にもある」。とか・・・「下にある法則はより上にある法則に従う」というような。

自分流に解釈すると、天の下にある法則は上の法則にはかなわない、つまりは日の下にある法則はより大きな宇宙の法則にしたがうしかないと。






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「 ピラミッド・テキスト 」

   

以下はグラハム・ハンコック『創世の守護神』上巻より抜粋(p.174~)



・・・・・・もっとも古く謎に満ちているのが 『 ピラミッド・テキスト』 だ。紀元前2000年代の後半に、さらに古い資料から書き写され、集大成されたものである。

これらの注目すべき記録は、ギザから16キロ南、サッカラに存在する第5王朝と第6王朝の王墓の壁に、みごとなヒエログリフ(絵文字)で彫刻されている。大ピラミッドと大スフィンクスの秘密を解明する鍵は、ここに潜んでいる。

著者注…ここでハンコックが言っているピラミッドテキストとは、主に前記事で引用した第5王朝のウナス王のピラミッドにあったテキストのことを言っていると思われる)

ウナス王のピラミッドテキスト

過去百年の間に、さらに多くのテキストが現代語に翻訳され、研究対象となった。学者たちの大多数は、複雑な天文学的記述やシンボル、寓話や比喩がそこに含まれていると認めている。

だが、天文学的な側面こそが、テキストの本質だと見なしている学者は非常に少ない。

この少数派に含まれるのは、第4章で取り上げた故ジョルジョ・デ・サンティラーナとハーサ・フォン・デヒェントだ。

彼らの論文『ハムレットの臼 』の中には、死んだファラオの魂は天空を旅すると考えられていた、とある。

サンティラーナとデヒェントは、学者の翻訳したものの多くが、あまりにも不適切だと嘆いている。
それらの翻訳が、テキストの天文学的側面を、まったく意味がないかのように扱っているというのだ。

死者の書には、魂を天界に導くための指示が書かれている。だが、神秘的な話に翻訳され、神聖だけれども迷信的な儀式と見なされてしまっている。


現代の翻訳者は、あまりにも自分の考えに固執して、黄泉の国は天空ではなく地球内部にあると思い込んでいる。

370語もの天文学の専門用語が出てきても、彼らは態度を変えようとしない。





・・・・・・つまり、古代エジプト人にとって、ドゥアトは東の地平線上にあるあいまいで空虚なバラ色の領域ではなかったはずだ。天空にはっきりとした場所を持っていた……

不動のまま、おお、オシリス王=オリオンよ、空の下側で美しい星=シリウスとともに「うねる水の道」の曲がり角に、いてください・・・・・・

「水の道に」行きなさい・・・・・・

オリオンがあるドゥアトへの階段が用意されますように・・・・・・

おお王よ、あなたはこの偉大な星でオリオンの仲間、オリオンとともに天空を旅する。

オシリスとともにドゥアトの中を進む・・・・・・




・・・・・・・・・エジプトの過去と未来の王であるオシリスが死んでから、永遠の生命を得て、天空のオリオン座の領域の支配者として復活したときにも、この儀式が行われている。・・・この領域はドゥアトとして知られていた。

エジプトのファラオたちは、死後もここで永遠の生を得ることを望んでいたのだ。



DSCF7092.jpg

(p.140~)
あなたのために地上の門が開かれています・・・・・・

「ドゥアト」への階段が準備されますように、そこはオリオンのいる場所です・・・・・・

おお王よ・・・・・・空はあなたをオリオンに宿します・・・・・・

空はオリオンとともにあなたに伴います・・・・・・

おお王よ、生きる星のような魂とおなりください・・・・・・


地上の神の門が開かれています・・・・・・

天空に移動し鉄の玉座にお座りください・・・・・・

天空の入り口、窓があなたのために開いています・・・・・・

星のきらめく空の鉄の扉は、私のために大きく開かれている、私はそこを通り抜けていく・・・・・・



これらの言葉をそのまま受け取り、基本的な共通項を拾ってみよう。

そこに見えてくるのは、鉄製の「星の門」であり、この門をオシリスが通り、また王朝時代のすべての王が死後その後に続き、天空のオリオン座の領域に入っていったことだ。








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ひとみ02-4baとりみんぐ


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*上の場面で天空を昇っていくのは「ファラオの棺」のように見えますが、これは棺や王の遺体そのものではなく、ファラオのバー(魂)であったようなので補足しておきます。

この前生を見た何年か後に、これがなんであったのかを確認したくて信頼していたヒーラーさんにチャネリングをお願いしたのですが、それによって得た情報によると、

「ファラオはピラミッドの地下での儀式によって、カーとバーと肉体(遺体)の三つに分かれた。」

そして「カーは遺体と共にとどまり、バーだけが天に飛翔した。」

「ピラミッドは意識だけが上昇するための施設で、死者が行けるのは地下まで。」

「王の遺体(=ミイラ)はいったん舟で流されてきたが、儀式が終わると他へ移され埋葬された。」

ということでした。

一方、女の人(私の前生)の方はどうだったのか、というのはよくわからないのですが(この点については残念ながら聞き忘れてしまいました。与えられた言葉はどれも短く簡潔なものが多かったので、後から考えるともっと細かい点について聞いておけばよかったと後悔しています。)

しかしながら、ここには私の死の場面は出てきませんでしたので、あるいは王の間の石棺から(漫画で描いた暗い部屋)肉体のまま変容して上昇することができたのかもしれませんが、本当に不思議としか言いようがありません。

でも、当面私の目的は見たままををブログにアップすることだったので、とりあえずそのようにさせていただきました。

正直、これを見た直後はここが( ピラミッド周辺ではないかと疑いながらも)よくは分からなかったのですが、チャネリングを受けた時、ここはやはりギザの大ピラミッドであったと言われ、その後自分でも色々調べた結果、そのように確信することができたのでこのように綴らせてもらいました。

(なお、だいぶ以前にピラミッド上部からなんらかのエネルギーが出ているのを見たことがあると書きましたが、あれも大ピラミッドであるとのことでした。)

他にも聞いたことが色々あるので、今後の記事を書いたときに挿入したいと思います。


(なお、タイムリーにもこの漫画に文字を入れてくださる方が現れたおかげで、見苦しくない形でブログに掲載できて感謝しております。)


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関連記事…シャフトの終端にあった金属
ピラミッドから放出されるエネルギーと テスラ の「 世界システム 」
「東から西」へ、そして「西から東」へ
ギザとアンコールとの不思議な関係

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王(ファラオ)の死後の旅

   
また久しぶりの更新です。漫画の続きを待ってくださっている方々には、お待たせしてしまって大変申し訳ありません。まだしばらくかかりそうですが、年内には終わりまで載せたいと思っていますのでどうぞよろしくお願いします。

代わりといってはなんですが、古代エジプトの葬送儀礼についてコピーしておいたものがあるので、その中から重要なところを抜粋して載せてみたいと思います。

クフ王が亡くなった時からの死後の旅路について書かれてあり、古代エジプトの王が亡くなった後、どのような行程を経て来世への道筋をたどっていったのかを推測する助けになると考えられます。


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図説「大ピラミッドのすべて」(ケヴィン・ジャクソン、ジョナサン・スタンプ著、2004年第一版)より

遺体の処理(p.138~) 

エリート層に属する人々の場合、遺体の処理は川を渡るという重要な象徴的儀式を経る前に行われるのが通例だった。

時代が進むにつれて、死から埋葬までの期間は70日に定められるようになったが、古王国時代にはもっと長かったようで、第四王朝の王妃メルサンク三世の例をとると、実に272日の長さに及んだ。

そうなると、クフの遺体は葬儀のずっと前になんらかの処置が施された可能性があるが、実際に処置が施されたのは川を渡る儀式のあとだったことをほのめかす証拠がある。

そこで、クフが崩御した直後の彼の住まい(おそらくメンフィスにある王宮)から話を始めることにしよう


クフが死去したのが、本来の住まいであるメンフィスの王宮であったかどうかはわかっていない。 

クフがナイル川の東岸で死亡したとするなら、その臣下の多くと同様にナイル川を渡る必要があったことになる。・・・・・・。



       img08.jpg
    〈 葬送用模型船 〉 中王国第12~13王朝(前1976~前1646年頃)
エジプトにおける最も重要で唯一の交通の手段は船であった。この模型船は、魔法の力で、アビュドスにあるオシリス神の聖地へと死者を運ぶ船である。(写真は こちらよりお借りしました)



葬儀船がピラミッドの近くの港に接岸すると、王の遺体は「天空の扉」と呼ばれる建造物の正面に降ろされる。

遺体がミイラ職人によって処置を施されているなら、ピラミッドへ向かってそのまま進んで行ける。

もし処置を施されていなければ、不浄のままネクロポリス(死者の町)に入ることは許されないため、イブ・エン・ワァブと呼ばれる「清めのテント」に運ばれる。・・・・・・。

イブとワァベトの中で何が行われたかは明らかになっている。遺体を解体し、完全に乾燥させたのである。

・・・・・・もっとも無理のない解釈としては、脳やその他の内臓はイブで取り除かれ、残りの遺体はワァベトへ運ばれて、70日間かけて乾燥されたのではないかと思われる。


      img07.jpg
〈ウアフイブラーのカノポス容器〉
末期王朝時代、第26王朝(前664~前525年頃)容器には、ミイラ作りの際に摘出された内臓が納められていた。
イムセティ神は人間の姿で肝臓を、ハピ神はヒヒの姿で肺を、そしてドゥアムウトエフ神はジャッカルの姿で胃を、ケベフセヌウエフ神はハヤブサの姿で腸をそれぞれ守っていた。



内臓の摘出と乾燥が無事終わると、遺体は雄牛が引くそりに乗せられ、墳墓のある西へと向かった。

その荘厳な葬列には、一人または二人の鳶(トビ…泣き女のことと考えられる)と神官たちが加わり、大量の貴重品を携えた男性があとにつづいた。

貴重品とは、ふつうに死後の世界に必要とされる品々だったが、その規模はこの上なく壮大で、食料、油、衣服などの必需品のほかに、道具類や武器も含まれていただろう。

そりを引いた雄牛も葬列が終わると生贄(いけにえ)にされ、その大量の肉は死者に捧げる食料のなかに加えられたのかもしれない。

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 古代エジプトの壁画に描かれた葬列


死後の世界に欠かせないもの (p.134~)

古代エジプトの死に関係した慣習のうちで特質として三つ目に挙げられるものは、葬儀と葬祭儀礼の双方に理論体系を与える一連の信仰である。

墓地は西にあったため、遺体を埋葬所に運ぶには、しばしばナイル川を船で渡る必要があった。

しかし、ナイル川を東から西に渡るという行為は、現実的な必要にせまられただけでなく、生から死への旅立ちという象徴的な意味合いも含んでいた。

遺体を乗せた船か、そのすぐ後ろの随行の船には、故人の若かりしときの姿を模した彫像(カーの像)が乗せられていた。

本物の遺体が損なわれた場合にも、この彫像が来世において肉体の代わりを果たすと考えられたのである。


         ka.jpg
ホル王の等身大のカー像 (木製)
前1780年頃に製作されたもので、ダハシュールの墳墓で発見された。
(写真はhttp://www.wikiwand.com/ja/紀元前18世紀より)


……しかしながら、エジプトにおける葬儀の慣習の中で、もっとも際立ったものをひとつ挙げるとしたら、それは埋葬そのものが終わったのちに始まるものだろう。

現代でも、喪に服する期間をもうけたり、死者の命日に祭事を執り行ったりする文化圏はほかにもあるが、古代エジプトの場合、死者に対する義務は、そのように周期的な祭事を行うよりも、はるかに重いものだった。

死者が来世へと旅立ったあとも、数か月、数年、いや数世紀にもわたって、絶えず供物を捧げなければならなかったのである。

食料を定期的に墳墓もしくは礼拝堂にもっていき、その効力を確実にするために食料の名称を声に出して言わねばならなかった。

礼拝堂での儀式については、神官階層の者(カーの従者)たちが万事ぬかりなく継続していった。

死者がまだ存命中に、そのような儀式を何世代にもわたって継続していくことを神官に約束させるのである。王の場合、このような祭事は壮大な規模で行われた。


アブ・シールにある第五王朝の王ネフェリルカラー・カカイの神殿を調べると、30人ほどの常勤の人々が、死者に食料を運んだり、儀式を執り行ったり、また料理人、建設業者、運搬人、洗濯係としての奉仕を行っていたことがわかる。

(死者が食料を「口にする」行為は人間には見えないため、労働者たちは一日が終わると、供物を自分の家族のもとに持ってかえることが許されていたようである)

ネフェリルカラー・カカイの神殿で行われた奉仕は、200年以上、あるいはもっと長期にわたって継続されたらしい。



墳墓での儀式

……最初に祈願について説明しよう。

ここでいう祈願は「声に応じて出現する」儀式のことで、奉献したばかりの供物、ならびに今後奉献することになる供物を食べるように亡くなった王を呼び出すことを目的としている(一部の葬祭テキストには、儀式のこの段階で雄牛が生贄にされたと記してある。)

次に行われたのは「口開けの儀式」、王が死後の世界においても呼吸をし、食べ、口がきけるようにするために呪文を唱えるというのがその主眼である。


c0011649_827376.jpg 
口開けの儀式のようす


……クフの葬儀に関しては、わたしたち現代人の知識は断片的なものにすぎない。

その知識は、クフの遺跡そのものに残された物的証拠やその他の墳墓で収集した情報にもとずいた憶測に限られている。

現在までに発見された墳墓の装飾で、クフやその他の王の葬儀の様子を表したものはひとつもない。

細かな情報源としては、当時の高官の埋葬方法に関する記録のほかに、王に対する古代エジプトの教義やその他の儀礼慣習の一部について明らかにしたテキストがあるのみである。

こうした情報源のなかでも、とりわけ重要なのがいわゆるピラミッド・テキストで、この資料はエミールとハインリヒのブルクシュ兄弟によって発見された。……

現在ではピラミッド・テキストは、エジプトの非常に古い宗教書からの抜粋であることがわかっており、その主題は王の永遠の生である。

(p.145~)
それでは、来生において王はどうなると考えられていたのだろうか。この問いに答えるためには、クフの葬儀と墳墓について、エジプトの宗教を背景にした幅広い検証が必要になってくる。

……すでに述べたように、わたしたち現代人がピラミッドに対する理解を深めるには、ピラミッドを死者のための機械ととらえるのがひとつの有益な方法だろう。機械という比喩は実質的な意味合いにおいて当を得ている。

・・・しかし、この「機械」という比喩は厳密に精神的な(スピリチュアルな?)意味合いにおいても、当を得ているのである。
たとえば、「王の間」から重要な星の方角に向かって伸びた奇妙な細い斜坑を思い出してほしい。

さらに「機械」という比喩は、ピラミッドそのものから、王の葬儀にまで拡大することができる。
ピラミッドの仕組みを全体としてとらえようとすると、王の葬儀は本質的に、その重要な部分を占めているのである。

(p.148~)
ピラミッドの構造は、この重要な機能を象徴的に表しているか、そのような機能を実際に果たすために設計されたか…おそらくはその両方…であることが、ますますはっきりしてきたように思われる。

・・・正確な事実がどうあれ、ピラミッド・テキストのおかげで、核心部分については確信をもって語ることができる。
それは、王が星の世界へと昇っていったということである。


これによって、「王の間」からひとつはオリオン座の方角に、もうひとつは周極星の方角に伸びた不思議な細い斜坑の役割がなんであったかを説明できるだろう。

あの二本の斜坑は、比喩的な意味でも文字通りの意味でも、クフが「不滅の者たち」の仲間に加わり、星となるための通路だったのである。

      sakkara10.jpg
ウナス王のピラミッドの玄室内部。 天井には満天の星空が描かれている。


ウナス王のピラミッドテキスト
上と同じくウナス王の玄室内部。壁には王の来世の復活と繁栄を願う祈祷文の浮き彫り(ピラミッドテキスト)がびっしり施されているが、ここのピラミッドテキストは世界最古のものだといわれている。


(以上抜粋、写真や下線、文字色などの挿入は筆者による。

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「ピラミッド内部の部屋は電磁波を集中する構造になっている」

   

ピラミッドに関する目新しい発見を久々に目にしたので、とりあえず覚え書きとして貼っておきます。

電気・磁気などについては実は私はその違いがよくわからないほど疎いので、ここに書かれていることの意味がよくはわからないのですが、それでも

「王の間などの重要な部屋に電磁波が集中する構造になっている」

と聞いて、驚くとともにやっぱりか・・・と、ちょっとだけ納得するところもあり、これまで私がピラミッドについて書いてきたことに少しだけ科学的裏付けをもらえたような気がしてホッとしました。


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(https://gigazine.net/news/20180804-pyramid-giza-focus-electromagnetic-energy/ より)
2018年08月04日 18時00分
サイエンス
「ギザの大ピラミッド」は内部の部屋に電磁エネルギーを集められる構造になっていることが判明


  00_m.jpg

By Aleksey Gureev

国際的な研究チームがエジプトのギザの大ピラミッドの物理的特性を解析した結果から、ピラミッドは電磁エネルギーを内部で共鳴させていくつかの部屋に集中させることが可能な構造になっていることが明らかにされました。ピラミッドということで非常にスケールの大きな発見なのですが、実際にはこの成果はナノ粒子の分野にも新たな発見を見いだすことにつながる可能性があります。

Electromagnetic properties of the Great Pyramid: First multipole resonances and energy concentration
Journal of Applied Physics: Vol 124, No 3

Study reveals the Great Pyramid of Giza can focus electromagnetic energy

この研究は、ロシア・サンクトペテルブルク情報技術・機械・光学大学(ITMO大学)などの科学者チームによって進められたもの。

古代エジプトのクフ王によって建設が行われ、世界の七不思議の中で唯一現存するギザの大ピラミッドは非常に多くの謎に包まれたままの建造物ですが、研究チームはその構造に新たな隠された効果があることを解き明かしています。

ピラミッドは底辺の長さが一辺230メートル以上もある巨大な建造物で、ビッシリと石灰岩が積み上げられています。そのため、内部の構造はまだ完全には解明されていません。

そこで研究チームは、ピラミッドの物理的特性を計算するにあたり「ピラミッドにはまだ発見されていない未知の部屋は存在しない」と「石灰岩が均等に積み上げられている」という前提に基づいて計算を行っています。


10_m.png

研究チームは、これらの前提のもとでピラミッドのモデルを作成し、数値モデリングを用いてピラミッドの電磁波特性を調査しました。

研究チームはまず、「ピラミッド内の共振は波長が200~600メートルの電磁波(約1.5GHz~500KHz)によって誘導される」と仮定をたて、次にピラミッドの電磁応答のモデルを作成して消滅断面積を計算することで建造物内部のどの場所で電磁波が錯乱または吸収されるのかを見いだし、ピラミッド内部で電磁波がどのような挙動を見せるのかを数値的に導き出しました。



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その結果、電磁波のエネルギーは、ピラミッド内部にある空間 「王の間」、 「女王の間」 そして 「未完の地下室」 の領域に集中することが判明しました。

の間と女王の間はピラミッドの中でも重要な空間であり、そこに電磁波が集中する構造になっているというのは実に興味深い結果といえます。

さらに、それらと並んで電磁波が集まる場所に存在する「未完の地下室」が持つ意味がどのようなものなのか、そちらにも関心が引かれる所です。


  04_m.png


しかし研究チームの論点は「ピラミッド内部の電磁波」ではなく、ナノメートルの世界でこのピラミッド構造がもたらす効果にある模様。電磁波を集中させる構造をもつナノ構造物を作成することで、より効率的なセンサーや効率の高い太陽光発電パネルの実現などに応用できると研究チームは考えているとのことです。


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tag : ピラミッド 

スフィンクスの地下トンネル

   
(7/6、 タイトルを「スフィンクスの地下トンネル」に変更しました。また、前々回の記事『マンガ「創世の守護神」より』の後にツタンカーメンの黄金のマスクなどの写真を複数追加させていただきました。
また、(ロスタウ=ピラミッドのこと)と最初は書きましたが、厳密にはイコールではないので、代わりにロスタウについて詳しく書いてある記事にリンクを貼りました。)


「創世の守護神 下」 p.14~ 抜粋

ホルス=王は、ナイルの東岸、王宮の近くに立っている。
儀式を終えると、王は大きな「太陽船」に乗り込む。( 参考… 「ナイル川の不思議」 )

1954年、大ピラミッドの南面の立坑から発見された船は、恐らくこれだろう。(参考…
「太陽の船」

ギザの西岸、ギザ台地の下に向けて船は運航する。
王は船から降りると、スフィンクス神殿を昇り、巨大な彫像の前脚の間に進んで、胸の前に立つ。

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王はこの時点で、ロスタウの入り口にいることになる。(ロスタウについては 「太陽神の夜の旅」 参照 )
そして、オシリスの死後の世界の王国で、もっとも聖なるドゥアトの第五層に入ることになる。

王には、ロスタウに到達するのに二つの選択肢がある。
一つは「陸路」で、もう一つは「水路」だ。


ドイツの高名な言語学者アドルフ・エルマンは次のように説明している。

聖なるロスタウの死者の領域に入る者には、来生の地図から見て、二つの道があった。

聖なる地には水路からも行けたし、陸路からも行けた。いずれもジグザグの道で、旅人は道を変えることはできない。・・・・・・

同p.17~

おお、ホルスよ。王は(お前の父は)オシリスだ。
王のピラミッドはオシリスのものだ。
この建造物はオシリスのものだ。
そこに行きなさい・・・・・・

同 p・19~

それでは、もうひとつの道はどこにあるのだろう・・・「水を通る道」のほうだ。
『ドゥアトにあるものの書』を見れば、重要な手掛かりがつかめるかもしれない。

この不可解で神秘的なテキストには、秘密の閉ざされた部屋「ソカルの王国」(ソカル=オシリス)が
描かれている。

そこはドゥアトの第五層でもある。
水が溢れるトンネルが描かれ、大きなスフィンクスの前脚の下を流れている。
(筆者注: 右側のスフィンクスらしき像の下にある波線は、「水」を表す象形文字。)

img11_20180630125925d41.jpg
             デゥアト第五層の図(左上のピラミッドは除く)



第一部で見たように、1990年代に大スフィンクス周辺を調査をした地質学者たちは、スフィンクスの前脚の下の岩盤に、大きな四角い部屋や「異形」を発見している。

Great-Sphinx-Tunnels-2_20180701115016dfb.jpg

Great-Sphinx-Tunnels 1

(写真は Ancient History Hidden Chambers Beneath The Sphinx: Rare Images Show How To Access The Sphinx より。)


さらに興味深いことに、スフィンクスの遥か下に、地下水面があることもよく知られている。……


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p.20~ トンネル

フランスの著名な工学者ジャン・ケリゼル博士が、大ピラミッドの地下の間を研究したことは読者も覚えておられるだろう。

ケリゼル博士は、さらに地質学的調査を進め、スフィンクスは大ピラミッドに達する長さ700メートルのトンネルの入り口の上に立っていると結論づけた。

このトンネルは一時期、水で満たされていたか、あるいはその一部に水が満ちていたという。
もしかすると、このトンネルが別の「道」ではないだろうか?


・・・・・・・そう考えると、何らかの地下ルートが存在し、スフィンクスから秘密裏に、ピラミッドの内部通路や部屋に行けるのではないかと思えてくる。


132618662_b52e17b13a[1]


( 以上、「創世の守護神」 下巻より抜粋、写真や図の挿入は筆者による )



関連記事・・・ピラミッドから放出されるエネルギーと テスラ の「 世界システム 」、 「シャフトの終端にあった金属」ほか


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tag : スフィンクス 

古代エジプトの前生マンガ 続き

   
さて、大変お待たせいたしました。昨年の5月にのせた後、体調などの理由で途中になっていた古代エジプトのマンガの続きを載せます。これは私自身がヒプノセラピーなどの催眠状態で見た、自分の前生を描いたものでフィクションではありません。

振り返ると古代エジプトへの探求心も、自分が見たものがいったいなんだったんだろう?という素朴な疑問からスタートしました。
ですから、なるべく私が見たもの(感じたもの)を忠実に再現するよう努めました。

なお、漫画の続きを楽しみにしていただいていた方には、いつ続きを載せるのかお知らせもせず、大変失礼いたしました。

前回までの話をお忘れの方は、こちらを先に見ていただけるといいかと思います。

古代エジプトの前生(漫画の続き)

(ブルーの帯の下にある 「カテゴリー:古代エジプトの前世」 をクリックしていただけると、このカテゴリの記事をまとめてお読みいただけます。)

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マンガ1トリミング2



ひとみ02-2bトリミング
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ひとみ02-4トリミング


ひとみ02-5トリミング

(つづく)





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