古代のことがらを学ぶことによって、現代の指針とすることができるのではないかと思っています。

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誤解のないように書いておくと古代エジプトの宇宙観についての解釈の中で、天の川銀河がヌトの体を表しているという説は、「Beneath the Pyramids」を書いたアンドリュー・コリンズ氏の説ですが、私がこれまでこのブログでヌトとゲブのことについて書いてきたことは、私自身の見解です。


                        imageCAHI0TIX.jpg


コリンズ氏の本は英文であるため、グーグル翻訳などにかけることによってまだほんの一部しか訳していませんが、(翻訳機にかけても完全な訳にはならないので、ここに書けるほどには自信がもてませんが)この銀河を表すヌトの体については、他に意見を述べています。

それは、おおまかに言うとヌトの子宮にあたる部分が白鳥座にあたること(なぜなのかはわかりませんが)、それゆえ白鳥座はとても重要な意味があるということ、ゆえに古代人は白鳥座の形を(3大ピラミッドをも含め)ギザ台地に写したのではないかということ。

参照・・・「白鳥座と3大ピラミッドの関係について」

また、白鳥座は牛の顔にもそっくりに見えるので、ハトホル女神が「再生」や「宇宙の母」を表すのは、ここに由来があるのではないかとも述べています。(ハトホル女神は古代エジプトで信仰されていましたが、しばしば雌牛(めうし)の姿でも描かれています。)


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                                     白鳥座 
                   
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                             ハトホル女神


牛の女神像の頭部
                牛の女神像の頭部


ところで、コリンズ氏の考え方の中で共感できるところは、コリンズ氏が太古の偉大な神であるトト神(ギリシャ名ではヘルメス・トリスメギストス)の著したエメラルド・タブレットのことばをひとつの指針としているところです。

それは、

「天に起こるすべての物事は何らかの方法で地球上に反映されている」ということばです。

(the belief held by the ancient Egyptians that everything that happens in the
heavens is mirrored in some manner down on earth and that the two mediums
are inextricably linked and bound together for all eternity. )



(古代エジプト人が保持していた信念・・・天に起こるすべての物事は何らかの方法で地球上に反映されており、二つの媒体が密接にリンクして、永遠に結びついているという考え)


それゆえ、「ギザの失われた地下世界を我々が理解するためにこの言葉がどういう意味をもつのかは、ピラミッド時代に生きていたエジプトの人々が、どのように宇宙と彼らの関係を見ていたのかを理解することによるのだ。」とコリンズ氏は述べています。

「そうすれば私たちは、ピラミッドの下で発見を待っているもの(コリンズ氏が発見した一連の地下洞窟のこと)に対して、より明確な洞察力を持てるだろう」と。







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また、もうひとつヌトについての解説にこういう話があったと思います。

毎日ヌトの体をつたって航行する太陽神が、夕方にはヌトの口に吸い込まれ、夜は地下に下って冥界を旅し、翌朝、彼女の子宮から再び生み出されるのだという話です。


ヌト
  ラメセス6世の幻室天井画、太陽の航海「昼の書」を題材にパピルス画にしたもの
(http://item.rakuten.co.jp/suibi-do/k4p3/より画像お借りしてきました)


「毎日」ということばはさておき、太陽神を乗せた船が、ヌトの体をつたって航行するという概念・・・これは、「天の川」と呼ばれ、地球から見ると星の集まった「川」のように見える銀河系の中を、我々を含む太陽系が公転(または航行)していることを、古代人にわかりやすく伝えようとしたものなのではないでしょうか?

これまで述べてきたように、大洪水が太古のむかしに実際起こったということを前提とすると、それまでの文明がすべて水の泡に消え、人類は1からやり直さなければならなかったことになります。

仮に洪水以前の高度な文明をもった人間が少数でも残っていたとすると、宇宙で起こったある事件に関して、彼らが伝えようとしていた事柄を人間が理解できるレベルに達するには、あと何千年~1万年もかかるだろうということを、彼らは予測していたように思えるのです。

何しろ私たち人類は銀河系のことはおろか、自分たちの住んでいる地球が球体であり、太陽の周りを回っているということすらつい最近まで知らなかったのですから。(コペルニクスの登場する16世紀までは、地球は宇宙の中心にあり、まわりの天体が動いているという天動説がおおむね信じられてきたそうです)

・・・その太陽が太陽系の惑星を引き連れて、さらに壮大な大きさを持つ銀河系の中を回っているなどと、いったい誰が理解できたでしょう?

そんな我々の祖先を前にし、宇宙に関する高度な概念を後の世まで伝えてもらうには、「ヌト」と「ゲブ」のような形で擬人化し、「わかりやすいような象徴や物語に置きかえた話」にして提示するよりほかに方法がなかったのではないでしょうか?

だから前ページ写真のように、天の川と大地の形を見えたまま絵にしたのではないかと思えるのです。

関連記事・・・天の川銀河を航行する太陽の舟


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さて、間が開いてしまいましたが、前々回の記事「大英博物館展・・・つづき」のそのまたつづきです。

「古代エジプトの宇宙観」を表した絵について、他にどういう解釈ができるのか、という話ですが、・・・・・・・

「百聞は一見にしかず」、と申しますので、まずはこの写真を見てみてください。

まずは私たちの太陽系が属している「天の川銀河」の写真・・・

600px-Milky_Way_Arch.jpg


そしてこれは、天空の女神ヌトと下に横たわる大地の神ゲブの絵。

最初このふたりは「仲が良すぎてくっついて離れなかった」のですが、

「大気の神」シューが、 「天空の女神」 ヌトと 「大地の神」ゲブを引き離したところから 「天と地が始まった」とされています。

(下図は過去の「大英博物館展」で実際に展示されていたグリーンフィールド・パピルス「死者の書」より)

       b0044404_16594775.jpg


そしてこの絵も・・・女神ヌトの体にいっぱい星があるのが見て取れますね。
左上と右上に、太陽神ラーを乗せた舟が航行しているのがわかります。

      800px-Geb_and_Nut02_20120906202659.jpg

原典「The Gods of the Egyptians」作者…E. A. Wallis Budge (1857-1937) 
(ウォーリス・バッジは著名なエジプト学者)

天空の女神ヌトが何を表しているのかは、もうお分かりですよね?

・・・実は、ヌトの体が天の川銀河を現しているという説は、過去記事で紹介した「BENEATH THE PYRAMIDS」という本の著者、アンドリュー・コリンズ氏が書いていたことなのです。
→ (「 ピラミッドの下に 」 参照)

・・・では次に、なぜヌトと大地(地球)を引き離したことが 「天と地の始まり」 だったのかについては、皆さんにも考えてみてほしいと思います。



(つづく)・・・ヌトとゲブについての仮説へ。
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(参考・・・Wikipediaより ) ヌト 

ゲブとヌト。 ヌト(Nut, Nuit)は、古代エジプト神話の天空神。

日本語ではヌウトやヌートとも表記される。ヘリオポリス神話では大気の神シューと湿気の神テフヌトの娘。

兄でもある夫、大地の神ゲブとの間に、オシリス、イシス、セト、ネフティスをもうける。

夫のゲブと抱き合っている所を無理矢理シューによって引き離され、天と地とが分かれたとされる。

指先と足先とで大地(ゲブ)にふれ、弓なりになった腹部に星が輝き(天の川)、シュー(大気)がこれを支える。ラーの聖船が従来することもある。

死と再生を司るイメージから、葬送の女神ともされる。この神話はエジプト神話の中でも特に有名で、横たわったゲブの上にシューが立ち、ヌトを支える図像はよく知られている。

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とりあえず、興味深い記事があったので貼りつけときます。

かつてのインカ帝国が築き上げた、2300年前の太陽観測所、チャンキロ遺跡「13の塔」(ペルー) 

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                              2003年の夏至の日の出をとらえた画像。


これも太陽の位置を確認するための遺跡ですね。しかし、夏至から冬至までの位置をこんなにも細かく分けたもの(塔と塔のあいだは12個になりますね)は初めて見ました。・・・これがもし、インカ帝国の遺物だとすると、2300年前ではなく、古代エジプトの始まりと同じく紀元前11000年くらい前のものだと思われます。

インカ帝国のあった南米でも、かつて大洪水が人類を滅ぼしたという伝説が残っていて、洪水の水が引いたあと、ペルーのチチカカ湖周辺に「ビラコチャ」と呼ばれる神のような知恵を持つ人物が現れ、アンデス各地に文明の恩恵を伝えて歩いたという話が残っているので興味深いです。(ちなみにインカ帝国も太陽神信仰でした。)

あるいはこれもビラコチャが残した遺跡かも・・・?(ちなみに、ビラコチャは別名ケツァルコアトルとも呼ばれ、その意味は「羽の生えた蛇」だそうです。)

このニュースの下の方に、ペルーの古代遺跡で「集団生贄(いけにえ)」の跡が発見されたという記事がありますが、大洪水の直後には世界各地の人々の間で「生贄」などの習慣が残っていたそうなのです。(これもビラコチャという人物がやめさせたそうですが)

恐らく、この当時の人々は恐ろしい天変地異に怯え、必死で神をなだめようとしていたのでしょうね・・・


→関連記事「古代の儀式、伝説にみられる大洪水の記憶」
       「日本の聖地」


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前回の記事の最後に書いたことについて、書くのを迷っていたのですが、せっかくの発見を書かないのももったいない気がしてきたので、やはり簡単に書くことにします。

まず、前回は書きませんでしたが大英博物館展であまり気にいらなかった点を2つ述べると、パネルになっていたエジプト史の年代表は、ほとんど見ませんでした。私は大体、エジプト史に関する年代表はあまり信用していません。

エジプト史は、有史以前のかなり古代にさかのぼる年代表もあるにもかかわらず、(マネトーの王名表など)現在一般に採用されているのは比較的新しい時代の部分だけだからです。

また、前回記事でも書いたように「古代エジプトの宇宙観」を表した絵(ヌトがゲブの上に覆いかぶさるようにしてアーチを描いている絵)についての音声による解説を聞いたときに、なんとなく納得のいかないような気持ちを感じました。

      b0044404_16594775.jpg
(上のは前ページの絵と違って展示されていた絵のほうですが、太陽神を乗せた舟は描かれていません。)

解説は、簡単にいうと、「毎日ヌト女神の体をつたうようにして昼間は天空を旅している太陽神が、夜になると地球の裏側を回って死者の国にくだり、また朝には再生して上ってくる」という話でした。

私はこれを聞いたとき、あの神わざとも思えるピラミッドを造った人たちが、そして優れた天文学者でもあり、恐らく何万年にもわたって天体を観測してきた人たちが(26000年周期の歳差運動について知っていたらしいことや、プラトンの言葉などから)古代エジプト人たちがそんなおとぎばなしのような科学的でない宇宙観をもつはずはない、と思ったのです。・・・これはきっと、どこかに解釈の間違いがあるに違いないと。

(大ピラミッドは地球の北半球の縮図ではないかとも言われていますが、「ピラミッド秘密の地下室」という本では、ギザの3大ピラミッドはそれぞれ正確に地球と金星、火星を表しており、ダハシュールの2つのピラミッドはそれぞれ木星と土星を表すというように、ピラミッドはそれぞれ各惑星と正確な対応関係があると、著者の倉橋日出夫氏は述べています。)


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