古代のことがらを学ぶことによって、現代の指針とすることができるのではないかと思っています。

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2013-05-15 年寄りになった太陽神の話

2013-05-08 なぜ女性が上なのか?(ヌトとゲブについて)

2013-05-07 ヘリオポリスの天文学 

2013-05-04 永遠の「時間の周期 」

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2013-02-07 「ヴェーダ」について、そして「キリスト教について」思うこと

2013-02-06 ギザとアンコールとの不思議な関係

2013-02-03 世界のあちこちに見かける「鳥頭」の神

2013-01-21 13000年周期の謎と、宇宙の螺旋(らせん)

2013-01-13 私とキリスト教との出会い

2013-01-12 前置き・・・このブログを読むにあたって

2013-01-04 太陽神への感謝

2012-12-31 今年はお世話になりました。

2012-12-17  伊勢と熊野に行ってきました。



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ちまたでは、ここ数日の間に巨大なX級太陽フレアが連続で観測されたようで、不安定な太陽の活動ががこれからどうなっていくのかが非常に懸念されているところですが、こちらの記事も太陽神がその後どうなっていくのかに焦点を当ててみたいと思います。

以下は、ハンコックの「神々の指紋」にあった太陽神についてのお話ですが、その前に、このブログですでに何度も出てきている「歳差運動」について触れてあったので、その説明も簡単に加えて引用しておきたいと思います。



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( 「神々指紋(下)」p・127~ ) ・・・・・・神々の指紋は、このピラミッド・テキストの他の箇所にも残されているだろうか?

テキストを読んでみたところ、最も古い節に、歳差運動の時間の比喩ではないかと思われる箇所がいくつかあった。それらの比喩は、他の節からは際立っている。なぜならそこには明らかにお馴染みの明瞭な用語が使われているからだ。

・・・それは古代の科学的用語で、サンティラーナとデヒェントが「ハムレットの臼(うす)」で示したものだ。

(「ハムレットの臼」とは、ハンコックがしばしば引用する本で、古代の神話・伝説の中に登場する「歳差運動」の寓話について、天文学者の立場から解き明かしている非常に優れた本だといいます。)

                        Earth_precession.jpg
                   
参考・・・Wikipediaより歳差運動について。

地球が公転する際にコマが首を振るように 約25800年かけて自転軸が回る。

天文学においては地球の歳差運動、すなわち地球の自転軸がコマの首振り運動のような回転をしているために春分点・秋分点が黄道に沿って少しずつ西向きに移動する現象のことを指して歳差と呼ぶことが多い。

(過去記事の13000年周期の謎と、宇宙の螺旋(らせん)で載せた動画を見ると、地球が上下に蛇行していると同時に、地球の軸が回転して円を描いているのがわかりますが、この地球の軸の旋回が歳差運動です。)


・・・・・・(p・128~)ピラミッド・テキストには、この天体上の動きを表す図が数種類ほど収められているようだ。
さらに実際にあった天文学的データを伝えているらしい古代神話によくあるように、歳差運動は、天空の劇的な破壊のイメージと強く重なり合っている。

「天空の臼の乱れ」は2160年ごとに起こる十二宮の移動だが、呪われた環境にあるときは、天空の異変によって大災害を引き起こすようだ。
(春分の朝、太陽が昇る時に見える星座は歳差運動につれて獅子座 ⇒ 蟹座 ⇒ ふたご座 ⇒ お牛座 ⇒ 牡羊座 ⇒ うお座 ⇒ 水瓶座という順序で変わってゆきます。)

このような記述がある。

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自らを創造した太陽神アトムは、もともと神々と人間の両方の王だった。
だが、人類はアトゥムの支配に反抗した。

なぜならラーがだんだんと年をとり、骨が銀色になり、筋肉は金色になり、髪の毛が群青色になってきたからだ。
(注・ほかに、太陽神は年をとって「よだれを垂らすようになった」という話もあります)


   sun-storm-2007-ga.jpg

(NATIONAL GEOGRAPHICより宇宙探査機SOHOの太陽画像)


何が起こり始めたかを理解した年寄りの太陽神(アステカの、血を求める第五の太陽の神トナティウを思い起こさせる)は、人類を滅ぼすことでこの反乱を罰することにした。

人類を滅ぼすのに神が用いた手段は、時には荒れ狂うライオンとして表現された。
また、時には恐ろしいライオンの頭を持つ女神セフメトが現れ、「身体から火を吹き」人類の虐殺を楽しんだ。

恐ろしい破壊は長い期間続いた。それからようやく太陽神が仲介に入り、生き残った人々を救った。それが現在の人類の祖先だ。

仲介の方法は洪水だった。喉が渇いていたライオンはこの水を飲んでから寝てしまった。目を覚ましたライオンは、すでに破壊することに興味を失っており、荒廃した世界に平和が訪れた。

このころ太陽神は自分が創った人類から手を引くことにしている。
「生きている間、人類とともにいることにうんざりした。ほとんどの人間たちを殺してしまった。したがって残った少数には興味がない・・・」

それから太陽神は天の女神ヌートの背中に乗り天空に昇る。ヌートは雌牛(めうし)に変身する。(それに続く歳差運動の比喩のための存在。)
(・・・と、ハンコックは書いていますが雌牛についてはこちらも参照⇒天の雌牛(めうし)


それほど時間が経たないうちに、雌牛は「めまいがして、震えはじめた。あまりにも地上から離れていたからだ」。これは、アムロディの荒々しく旋回する臼で「軸棒」が「震える」話とよく似ている。

雌牛がラーにこの不安定な状態を訴えると、太陽神は命令した。
「息子のシューをヌートの下に入れ、天空の支柱の守りとしよう。支柱は夕暮れとともに退場する。おまえの頭に雌牛を乗せ、雌牛の体を安定させろ。」

シューが雌牛の下に入り、身体を安定させるやいなや、「上の天空と下の地上ができた」。


       b0044404_16594775.jpg


同時に、エジプト学者ウォーリス・バッジ古典「エジプト人の神々」で記したように、「雌牛の四本の足は、天空を四つの方位から支える四本の柱となった」・・・・・・・・

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だが、サンティラーナとデヒェントの発見に従ってこの伝承を解釈すると、

シューと天空の雌牛の四本の足は、歳差運動による年代の区切りを表す古代の科学的シンボルであり、極軸(シュー)と分至経線(四本の足、または支柱で、太陽が一年間動くあいだの春分、秋分、夏至、冬至の方位を示す
)のようだ。

さらにここでは、この物語がいつの年代を指すものなのかを推測する誘惑にかられる。

雌牛がからんでいるので牡牛(おうし)座の時代かもしれない。だが、エジプト人にも牡牛と雌牛(めうし)の違いはわかる。
もっと有力な候補は、象徴的な意味の上から獅子座の時代で、紀元前10970年から紀元前8810年だ。

理由は、神話の中で人類を滅ぼした女神セフメトはライオンの姿をしているからだ。
困難に満ちた新しい世界の始まりを告げるのに、荒れ狂うライオンを描き、獅子座で表すよりも優れた方法があるだろうか?

とくに獅子座の時代は最後の氷河期にあたり、猛烈な勢いで氷が溶けた時期だ。この時代には、地球上の多くの動物が大量に突然、無残な姿で絶滅している → 「氷河期」とは、そもそも何だったのか?(火山の噴火と洪水)

人類は果てしない大洪水と、地震と急速な気候の変化から生き延びたが、おそらく、人口は大幅に減少し、環境もすっかり変わったことだろう。
           (グラハム・ハンコック「神々の指紋・下」より)
   

                    Sekhmet_svg.png

                         セクメト女神(Sekhmet)



関連記事・・・「天の川銀河を航行する太陽の舟」
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このタイトルに少々ドキッとなさった方もいるかもしれませんが、これは過去記事でも触れた、天空の女神「ヌト」と、大地の神「ゲブ」のことについて書こうとしたものです。関連記事・・・「ヌトとゲブについての仮説」


           天空を支える神


Wikipedia によると、ヌト(Nut, Nuit)は、古代エジプト神話の天空神。日本語ではヌウトやヌートとも表記される。
ヘリオポリス神話では大気の神シューと湿気の神テフヌトの娘。

兄でもある夫、大地の神ゲブとの間に、オシリス、イシス、セト、ネフティスをもうける。

夫のゲブと抱き合っている所を無理矢理シューによって引き離され、天と地とが分かれたとされる。

指先と足先とで大地(ゲブ)にふれ、弓なりになった腹部に星が輝き(天の川)、シュー(大気)がこれを支える。

ラー(太陽神)の聖船が従来することもある。

死と再生を司るイメージから、葬送の女神ともされる。

この神話はエジプト神話の中でも特に有名で、横たわったゲブの上にシューが立ち、ヌトを支える図像はよく知られている。


つまり、夫婦であったヌトとゲブは仲が良すぎてお互いくっついてなかなか離れなかったので、「大気の神」シューによって無理やり引き離されたというお話です。

このお話についてもっと詳しく載っていものがあったので以下に抜粋します。

ヘリオポリスの天地創造神話

神話によると、かつて世界は天も地もなく、真っ暗闇で、見渡す限り形のない混沌とした海だった。

最初の神である創造主アトゥムだけが、立つところも座るところもなく、じっと動くことなく存在した。

その原初の海は、古代エジプト語で「ヌン」と呼ばれた。

最初に、神はつばを吐くことで(一説には自慰行為で)大気の神シュウと湿気の女神テフヌトを産みだした。

この二神から大地の神ゲブと天の女神ヌトが生まれたが、両者ははじめ互いに重なって横たわっていた


     pictures-night-sky-astrophotography-photo-contest-reunion-island-milky-way_35567_big.jpg
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2011051807より  第2回国際地球と空の写真コンテストの「美しい星空」部門で3位に選ばれた、フランス領レユニオン島のパノラマ写真。


やがてゲブとヌトは結ばれ、ヌトはゲブの子を身ごもる。それに嫉妬した父親のシュウは、ヌトを頭上に持ち上げて二人を引き離した。

こうして、天は上に、大地は下に、その間には大気と湿気が存在するようになった。

ヌトが生んだ子供たちは太陽と星々になって、ヌトの上に散らばったという。


(ちなみにヌトとゲブの子供たちとは、オシリス、イシス、セト、ネフティスで、これにアトゥム、シュウ、テフヌト、ゲブ、ヌトの五神を加えて「ヘリオポリスの九柱神」を構成すると言われています。)

(図説エジプトの「死者の書」より)

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以前、女性であるヌトがなぜ男性であるゲブの上になっているのかという点について(つまり、なぜその逆でなかったのかという点について)、男性の視点から書かれた文があったのですが、、私はその内容そのものよりも、この点について考察されたこと自体が面白いと感じました。

つまり、男性のファラオが支配しており、知られている限りでは特に女性の権力が強かったというわけでもない古代エジプトで、なぜ男女の交わりがこのような形で描かれたのか?という素朴な疑問が語られていたからです。 



前に『永遠の「時間の周期」』のところで引用したところによると、オベリスクは男性の象徴ということになりそうです。

                    photo13_20130508204310.jpg


が、しかし、なぜ目にすると恥ずかしさを感じるようなものを、堂々と広場の真ん中に立てたのか、私は以前から不思議に思っていました。先の尖ったオベリスクの先端が空に向かって立っている様子は、まるで天を突くようです。

しかし、この疑問はそれに対応する天空の存在、「ヌト」という女神の存在に気づいたとき、氷解するのではないでしょうか。

エジプト人たちは、天の大空にかかる天の川と、地球との合体をよりわかりやすくするため、このふたつのものを男性と女性の結合に喩えたのでしょう。

そして、地上には男性器の象徴であるオベリスクを立て、「精子」を意味する名前をつけておけば、おのずとこれが大地の神ゲブのそれであることを悟らせ、また天空の女神との結合を思わせることができるわけです。

そして、なぜ上の図とは反対に下が女性で、上が男性にならなかったかというと、それは、ヌトには太陽神を生むための「子宮」があるからではないでしょうか?

古代エジプト人は太陽神には「死と再生」があると考えていたので、それを表すには太陽神を飲み込むための「口」と、生むための「子宮」という二つのシンボルが必要だったと考えられるからです。

それゆえ、上にある天の川の象徴が男性ではなく、女性の象徴として描かれたのではないでしょうか。


ラムセス6世墓内部の天井画(http://www.geocities.jp/erizo5554/travel/egypt2000/luxor.htm)より



            west_bank1.jpg

ラムセス6世墓の天井画にはヌトが背中合わせに2体描かれており、ひとつは上の写真のように実際に太陽神を飲み込むところが描かれているようです。

ヌトの「子宮」を含め、この絵の全体図についてはこちら…「ヌトについてのもうひとつの考察」





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紀元前2500年、ピラミッド・テキストがまとめられた頃、ファラオ王朝の宗教の中心地はヘリオポリスだった。「太陽の都市」と呼ばれたヘリオポリスは、「オン」あるいは「イヌ」と呼ばれていたが、現在はカイロの郊外アル・マタレイヤ地区の下に埋没している。

そこは、「神々の父」アトゥムとも同一視されている太陽神ラー信仰の中心地だった。ヘリオポリスの神官たちは、天界の謎の奥義を究め、太陽、月、惑星、星の観察と記録に従事した。

どうやら神官たちは、巨大な経験という遺産を受け取っていたようだ。それは、想像を絶するほど長い年月をかけた、天空観測の蓄積である。古代ギリシャや古代ローマの学者たちは、現代人に比べ、少なくとも二千年は古代エジプト人に近い存在だった。

その学者たちでさえ、ヘリオポリスとメンフィスの神官たちの優れた知識と知恵に衝撃を受けている。それは特に、天文学に関してだった。

たとえば、紀元前五世紀という昔に、ヘロドトス(「歴史の父」と呼ばれる)はエジプトの神官たちに最大限の敬意を表している。太陽暦を発見し、天体の十二宮を作り出したからだ。

ギリシャは、エジプトから十二宮の考えを借りたのだという。
「私見によれば、計算の方法はギリシャ人よりもはるかに優れている」とヘロドトスは書き残している。

紀元前四世紀、哲学者アリストテレス(アレクサンダー大王の教師)も、エジプトの天文学が進んだものであったことを知っていた。
「彼らの観測は、太古の昔から保存されてきた。現在の星の知識は、ほとんどその記録に基づいている。」

エジプトの神官は「一万年以上もの無限の時間」をかけて星の観察を続けたと言ったのはプラトンである。同じように、エジプトを紀元前六十年に訪問したシチリア生まれの歴史家ディオドロスも、こう力説している。

「エジプト人たちの関心の的は、星の配置とその動きだった。・・・・・・注意深い観察の記録は、今日まで保存されている。信じられないほどの年月を経て・・・・・・

(創世の守護神・上より)



       デンデラの黄道体

                     エジプト・デンデラ神殿の黄道体


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ご心配かけました。しばらくぶりの更新です。

だいぶ前に遡りますが、アンコールのことについて「ギザとアンコールとの不思議な関係」という記事を書きました。

でもアンコールのことについてはまだ書き足りていないと思ったので、続きを書きたいと思います。

以下は、グラハム・ハンコック「天の鏡」からの引用のつづきです。

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ヒンドゥー教の三位一体の三番目の神であるシヴァ(破壊の神)は、特別のしるし「リンガ」を持っている。

石を彫って作られたこの「リンガ」は男根のシンボルで、ペニスの形や円錐形、または直立した柱の形をしている

「シヴァのリンガ」が、神の精子で作られたヴィシュヌ神の輝く「金の卵」と結び付けられると、どうしても巨石で造られたヘリオポリスの「柱」イヌを思い出さずにはいられない。



         photo13.jpg

           ヘリオポリスのオベリスク (エジプト・カイロ)
(http://www.obelisk-t.jp/photo1j.htmより)
    高さ:20.75メートル、重さ:121トン。現存する古代エジプトのオベリスクの中で最古のもの。
オベリスクの起源は、ヘリオポリスで行われていた太陽神信仰のベンベン石(尖石)崇拝だといわれている。聖書では「オン(On)」として再三登場する。



イヌの上には不思議なピラミッド型のベンベンが乗っており、これは精子」や「生む」や再生といった意味を持つ。

ピラミッドテキストによると、ヘリオポリスで起こった出来事は新しい周期、新しい時代、新たなる創造のはじまりだったという。

そして、同じことはヴィシュヌ、ブラフマー、シヴァが「暗闇」から出現したあとにも起こっている。
つまり、全能の神が目覚め、現在の宇宙が動き始めたのだ。

インドの経典には「宇宙は暗闇の形で存在し、だれにも気づかれず、はっきりした印もなく、論理で到達できず、知ることもできず、完全に没していた・・・・・・・」とある。

その暗闇の中、宇宙的な時間の水に漂いながら、「神は蛇の膝の上で眠っていた」のだ。

なぜ、この蛇は「残り」という意味の「シェーシャ」という名で呼ばれるのだろうか?

フランスの東洋学者アラン・ダニエールは、次のように説明する。

万物が停止されても、完全に終わることはない。そこには微妙な形で、それまで存在し、これから出現するすべての胚芽が残り、世界は再び立ち上がれる。
破壊された宇宙の、この「残り」が、無限の海に浮かぶ蛇に具現化され、眠るヴィシュヌが横たわる寝床となるのだ。


ダニエールによれば、シェーシャは時間の周期を表しているという。・・・・・・・

アンコールの至るところにたたずむナーガ蛇は、「世界の時代」の誕生と死、時間の永遠の再生に結びついている。



angkol_3_09_20130504122528.jpg

       蛇神ナーガ(欄干の端には必ずナーガがあるということです。)

(画像はここより)



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