古代のことがらを学ぶことによって、現代の指針とすることができるのではないかと思っています。

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だいぶ前の3月に、このブログを一時休止させていただきますなどとと書きましたが、書きたいものがあるかぎりは細々とでも続いていく感じなので、「休止」はいったん取り消しとさせていただきます。

ところでこの写真、あちこちで話題になっていますが・・・


台風8号
国際宇宙ステーションから撮影した沖縄近海の台風8号(NASA提供)の渦。

台風による被害を受けた方には申し訳ないと思うのですが、上のような台風の渦がなんで反時計回り(左回り)なのか知りたくて、ちょっと調べてみました。

日本を襲うような北半球の台風が反時計回りなのは、「コリオリの力」というものの働いているせいなのだそうです。

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 コリオリの力とは
                                       Corioliskraftanimation.gif

左回りに回転する円盤の中心から等速度運動をする玉(上図)は、円盤上からは進行方向に対し右向きの力で曲げられたように見える。

コリオリの力とは、回転座標系上で移動した際に、移動方向と垂直な方向に移動速度に比例した大きさで受ける慣性力の一種であり、コリオリ力、転向力(てんこうりょく)ともいう。

1835年にフランスの科学者ガスパール=ギュスターヴ・コリオリが導いた。

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地球の自転によるコリオリの力

地球は東向きに自転している。そのため、低緯度の地点(赤道の近く)から高緯度の地(極点の近く)に向かって運動している物体には東向き、逆に高緯度の地点(極点の近く)から低緯度の地点(赤道の近く)に向かって運動している物体には西向きの力が働く。

coriolis.jpg

北半球では右向き、南半球では左向きの力が働くとも言える。

一つの例として極軌道の人工衛星を想像されたい。北極点上空から日本上空へ向かおうとする人工衛星は直進するが、地球は自転しているため、地上にいる観測者には、衛星がアジア大陸方面へ逸れていくように見えるのである。

台風が北半球で反時計回りの渦を巻くのは、風が低気圧中心に向かって進む際にコリオリの力を受け、中心から右にずれた地点に到達するためである

また、大気だけでなく、海流の運動もコリオリの力の影響を受けている。

北半球で真北に撃った砲弾が、標的よりもわずかに東(右)にずれることは昔から知られていることである。このように、大砲やロケット、1000m近い長距離での狙撃などの軌道計算はコリオリの力での補正が必要である。

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では次に、なぜ台風の中心に向かう風が進行方向から右にそれると反時計回りになるのか・・・? 
(http://s.webry.info/sp/jack8.at.webry.info/201205/article_2.htmlより)


球体である地球が自転しているので、たとえば、地球上の2つの同じ物体が違う位置に静止していたとしても、赤道上にある物体の方が、極地にある物体の方よりも、地球の自転方向に大きな速度で運動をしています。

極地は回転直径は小さく、赤道では同じ回転でも、直径が大きいので、そこは局地より早い速度で回転しています。

            133699954652613220512_imagesCAPVIUVM.jpg
            コリオリの力は高緯度が遅く、赤道方面の低緯度ほど速い。


         133699950957513220121_20101022_684026.jpg
      北半球ではコリオリの力は、右へ右へと作用するので、台風は反時計回りになる。


上空にある大気は地球の自転に引きずられて、同様に回転しています。この「コリオリの力」は、北半球では自転の方向に対して右向きに働きます。

台風の渦が反時計回りになるのは、風が台風の中心に向かって進むとき、この右向きのコリオリの力を受けるため、右へ右へと力が働き、次第に反時計回り(左巻き)の渦になります。

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と、いうことだそうです。(私も上記のサイトの説明でようやくわかりました)

ところで東日本大震災のとき、茨城県の大洗港では津波により巨大な渦が発生していて不思議でしたが、これも反時計回りだったのでやはり「コリオリの力」と関係してるのでしょうか・・・?



   20130524_1228060.jpg



(大洗港で発生した渦の動画・・・津波の映像を見たくない方はご注意ください)
       ↓

311 津波直後の大洗港・空撮 〔震災当日〕 



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ところで、前記事の

日本書紀によると、「初めは大王の宮殿の中で天照大神を祭っていたが、天照大神は霊威(れいい)が強く、不幸現象(どういうことかは不明)が起きたので、庭に天照大神用の宮殿を別に建ててそこに移した」と書いてあるそうです。

と書きましたが、その「不幸現象」とは何のことか気になったので調べてみると、日本書紀に書かれた大王とはどうやら第10代の崇神(すじん)天皇(187年頃ー230年頃)であるらしく、以下に引用してみると・・・


Wikipedia「崇神天皇(すじんてんのう)」より
             Emperor_Sujin_20140707133044475.jpg

年代は『日本書紀』の編年に従って便宜を図った。

開化天皇10年に産まれ、28年1月5日に立太子、60年4月9日の開化天皇崩御に伴い翌年即位。

崇神(すじん)天皇3年9月、三輪山西麓の瑞籬宮(みずかきのみや)に遷都。(せんと=都を移すこと)

       m-map_201407081529599e5.jpg
        纏向遺跡周辺地図 ( 橙色の線の内側がその範囲で、東側は三輪山 ) 

( 纒向(まきむく)遺跡で見つかった大型建物跡の一帯は、河川と人工水路で3方を囲まれていた可能性があることが桜井市教委などの分析で分かっており、“水の宮殿”を想起させる構造で、崇神天皇の宮殿である「瑞籬宮(みずかきのみや)」とイメージが一致するという。 )


崇神天皇5年、疫病が流行り、多くの人民が死に絶えた

崇神天皇6年、疫病を鎮めるべく、従来宮中に祀られていた天照大神倭大国魂神(大和大国魂神)を皇居の外に移した


天照大神(あまてらすおおみかみ)を豊鍬入姫命((とよすきいりびめのみこと)に託し、笠縫邑(かさぬいむら=現在の檜原神社)に祀らせ、その後各地を移動したが、垂仁(すいにん)天皇25年に現在の伊勢神宮内宮に御鎮座した。  

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これによると、「不幸現象」とはどうやら崇仁天皇の治世に「疫病が流行り、多くの人民が死に絶えた」ことを言っているようです。

また、宮中に祀られていたのは天照大神だけではなく、倭大国魂神(大和大国魂神)という神もおられたようで、これもついでに調べてみました。→倭大国魂神(やまとのおおくにたまのかみ)
より

倭大国魂神(やまとのおおくにたまのかみ)は、日本神話に登場する神である。日本大国魂神とも表記する。
大和神社(奈良県天理市)の祭神である。『日本書紀』の崇神天皇6年の条に登場する。

宮中に天照大神と倭大国魂の二神を祭っていたが天皇は二神の神威の強さを畏れ、宮の外で祀ることにした。 
天照大神は豊鍬入姫命に託して大和の笠縫邑に祭った。


倭大国魂は渟名城入姫命(ぬなきいりびめのみこと)に預けて祭らせたが、髪が落ち、体が痩せて祀ることができなかった。
その後、大物主神(おおものぬしのかみ)を祭ることになる件が書かれている。

同年8月7日、臣下の夢の中に大物主神が現れ、「大田田根子命(おおたたねこ)を大物主神を祀る祭主とし、市磯長尾市(いちしのながおち)を倭大国魂神を祀る祭主とすれば、天下は平らぐ」と言った。 

同年11月13日、大田田根子を大物主神を祀る祭主に、長尾市を大国魂神を祀る祭主にした。


(参考)
大物主神(おおものぬしのかみ)・・・ 大物主は蛇神であり水神または雷神としての性格を持ち、稲作豊穣、疫病除け、酒造り(醸造)などの神として篤い信仰を集めている。また国の守護神である一方で、祟りなす強力な神ともされている。なお、大国主の分霊であるため大黒天として祀られることも多い。

大国主神(おおくにぬしのかみ)と大物主神

『古事記』によれば、大国主神とともに国造りを行っていた少彦名神が常世の国へ去り、大国主神がこれからどうやってこの国を造って行けば良いのかと思い悩んでいた時に、海の向こうから光り輝く神様が現れて、大和国の三輪山に自分を祭るよう希望した。
大国主神が「どなたですか?」と聞くと「我は汝の幸魂(さきみたま)奇魂(くしみたま)なり」と答えたという。

『日本書紀』の一書では大国主神の別名としており、大神(おおみわ)神社の由緒では、大国主神が自らの和魂を大物主神として祀ったとある。


                       image01-1_201407082241016ac.jpg

☆大国主神は現在も出雲大社で祀られている神であり、因幡の白兎(いなばのしろうさぎ)の話などで有名。

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この時代の話でいいなあと思うところは、神の「霊威」を畏れたり、また臣下が見た夢の「お告げ」によって祭主を決めたりと、日本人の中に神を敬う謙虚な気持ちがまだ残っていたことです。

そのため、神のご意向を伺うことのできる巫女のような存在の役割もまた大きかったのではないでしょうか。

この時代は、中国の「魏志倭人伝」に書かれた邪馬台国の女王「卑弥呼(ひみこ)」の時代とも重なるため、発見された建物が「卑弥呼の宮殿なのではないか」という説もあるそうで、これからの発掘・調査の結果が楽しみです。





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先週の火曜日、6月24日の松原照子さんのブログ後半に、こんなことが書いてありました。

私の名前は照子
父が天照大神を私のために祀り、一字をいただいて付けてくれました。

今日はこの名前からか、神武天皇への思慕が募ります。
「日向」この名前も心にしみます。
今何気なく書いた地名ですが、遠いえにしをかけて私はあり 今日何気にこのことを書いています。

2~3世紀に存在した 邪馬台国。
「奈良の桜井に答がある」と理由なく書きたくなってしまいました


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さいごにあった「奈良の桜井」という言葉を聞いて、奈良県・桜井市の「纏向(まきむく)遺跡」のことについて思いだしたので、そのことについて書いてみようと思います。

昨年の12月、「世界・不思議発見!」で放送された番組の内容が面白かったので録画しておいたのですが、その内容を見て自分なりに興味のあるところをまとめてみました。

纏向(まきむく)遺跡について調べてみると、この周辺には多くの遺跡や古墳があり、また全国各地の土器が発掘されるなど、このあたり一帯が大きな文化圏だったようで、邪馬台国の有力な候補地として以前から注目されているのだそうです。

また、3世紀のはじめこの遺跡ができたころには、炊飯器の形は地方によって全部違っていたのだそうですが、この遺跡からは日本中のいろいろな形の炊飯器がみつかるのだとか。
そのことから、この辺りは今の東京のような政治・経済の中心地であったと考えられるといいます。

詳しくはこちら・・・纒向遺跡(まきむくいせき)(桜井市纏向学研究センターより)

         0706-17.jpg
          纏向遺跡のイメージ図


ここ纏向遺跡では2009年の発掘調査によって、3世紀前半としては国内最大の建物(南北19・2メートル、東西12・4メートル)を含む、少なくとも3つの建物跡がみつかっているようです。

また、この遺跡では、伊勢神宮の造りと同じ「棟持柱(むなもちばしら)」のある建物がみつかり、かつ、出雲大社と同じように壁の中央が柱になっている建物の両方がみつかったといいます。


           巻向遺跡

上の絵は建物跡から復元された模型のようですが、以下に伊勢神宮と出雲大社の造りについて簡単にまとめると、

出雲大社(本殿)

①ご祭神・・・大国主の大神(おおくにぬしのおおかみ)のための建物。住まい。
②造り・・・最も古い神社建築様式のひとつで、大社(たいしゃ)造りと言われ、特徴はてっぺんに勇ましくそそり立つ千木(ちぎ)である。屋根を取って建物の中を上から見ると、ほぼ正方形の古典的な日本家屋に近い「田の字」形であり、9本の柱で支えられている。

③特徴・・・正面の壁の中央に柱があるため、中央に入り口を造ることができない。そこで、向かって右側に入り口をつけてある。
             izumo20taisha-80.gif

izumo01_2016011210065449c.jpg
                           出雲大社
                

この、壁の正面が柱になっているところが、纏向遺跡でみつかった大型の建物跡と似ているそうです。 
なお、初めて気づいたのですが、伊勢神宮と同じように出雲大社にも中央に心御柱(しんのみはしら)があるのですね・・・。          


②伊勢神宮

①ご祭神・・・太陽を神格化した天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀る皇大神宮(内宮)、と、衣食住の守り神である豊受大御神を(とようけのおおみかみ)祀る豊受大神宮(外宮)の二つがある。

②造り・・・伊勢神宮は日本最古の建築様式である「唯一神明造り(ゆいいつしんみょうづくり)」で造られている。
奥行きより幅が広い長方形の建物で、高床式倉庫(たかゆかしきそうこ)から発展し穀物の代わりに神宝を納めるように変化したものと考えられる。

③特徴・・・側面中央の、壁面より外側に飛び出し棟へ達する柱を棟持柱(むなもちばしら)と呼ぶ。棟持柱は通常太く、強度のある用材が用いられるが、構造上では強度にはあまり寄与しない。

社殿の中央には心の御柱(しんのみはしら)が配されるが、これも強度には寄与しない。



isejinnguu.jpg


出雲大社にしても伊勢神宮にしても、その構造を知ると中心にすえた「心御柱(しんのみはしら)」を祀るために立てられた建物であるかのような印象を受けるのですが、調べてみるとやはりその真意は謎めいていて、興味を惹かれます。


しんのみはしら【心御柱】
 (http://kotobank.jp/word/%E5%BF%83%E5%BE%A1%E6%9F%B1より)

伊勢両宮の神殿の床下中央に建てられた檜(ひのき)の掘立柱(ほったてばしら)をいう。

「正殿心柱」(皇太神宮儀式帳)といい,つまり社殿の中心に立つゆえの名(《古事記伝》)だが,別に社殿の実用的な支柱でなく,しかも神宮祭祀上きわめて清浄神秘を重んじられる柱として特に忌柱(いむはしら)とも称される。

20年ごとの式年遷宮に当たって,特別にその用材を伐採するための木本祭と,これを建てる心御柱祭とがいずれも夜間の秘儀として執行され,奉仕者も禰宜(ねぎ),大物忌(おおものいみ)など特定の神職に限られる。



              伊勢神宮 正殿
              伊勢神宮:「内宮正殿」
            (通常、正殿:神殿内部は写真を撮ったり、見ることはできないそうです。)


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ところで日本書紀によると、初めは大王の宮殿の中で天照大神を祭っていたが、天照大神は霊威(れいい)が強く、不幸現象(どういうことかは不明)が起きたので、

庭に宮殿を別に建てて、そこに天照大神の御魂代(みたましろ)を移した
と書いてある。

でも、それでも近すぎるので今度は伊勢に移したという話が書かれているのだそうです。

纏向遺跡で発見された建物跡から模型を復元した神戸大学の黒田龍二教授によると、今回の発見は②の「天照大神の宮殿は大王(だいおう)と同じ庭の中にあった」と書かれている日本書紀の記述と一致すると考えられるのだそうです。


(出雲大社型の建物が大王の宮殿で、棟持柱の建物が天照大神用の宮殿と考えられるということ)

☆大王・・・ 纒向遺跡は、初期ヤマト政権の首都と考えられている遺跡。
        大王とはその政権トップ(天皇)のことだそうです。


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