古代のことがらを学ぶことによって、現代の指針とすることができるのではないかと思っています。

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(p・29~ ) From the underworld ( 地下世界から )


The existense of a labyrinthine world beneath Giza might well have determined its ancient name.
This is Rostau (also written Rosetaw, Rosetau,Re-stew, and even Ro-Setaou), which means the "mouth of the passages"or, alternatively ,the "entrance to the winding passages."


ギザの下に存在する迷路のような世界は、その古代の名前をうまく決定されたものだと思う。
それは、Rostau (Rosetaw、Rosetau、Re-stew、Ro-Setaou とも書かれる )ですが、これは 「通路の口」、あるいは、「曲がりくねった通路への入り口」を意味する。


At first glance, this curious appellation might be taken to refer simply to the entrances to the hundreds of tombs that litter the plateau.

However,Rostau has a far deeper meaning, for it is also the name given to the deepest part of ancient Egypt's legendary chthonic realm known as the Duat.


一見するとこの奇妙な名称は、ギザ台地に数百も散らばっている墓の入口から単に取られたのかもしれない。
しかしながら、「Rostau 」は古代エジプトの「Duat 」として知られている伝説上の領域のもっとも深い部分に与えられた名前であるため、(それよりも ) はるかに深い意味を持っている。


The Duat, a word usually translated as "underworld" or "netherworld", came to be seen as a series of cavernous passages devoid of light and direction that the soul of the deceased-originally, only the king and royal family, but later the priests, nobles and,finally, private individuals-had to navigate in order to reach the hereafter.

「Duat」、通常は "地下世界"や "冥界"として翻訳された言葉は、光を欠いた一連の洞窟のような通路と死者の魂の方向性として見なされるようになった。 
当初は、王と王の家族のためだけに、後には聖職者・貴族とその家族、最後には個人のために・・・来世に到達するために、(そこを)通過しなければならなかった。

It was inhabited by monstrous snakes, foul demons, and strange creatures, and riddled with fiery pits sealed doors, or gated, each of which had to be approached with the correct spells and answers to questions posed by guardiance-otherwise, the ba, or soul, would be lost forever.

そこには巨大なヘビや、不潔な悪魔、そして奇妙な生き物が生息し、謎の燃えさかる穴・密閉されたドアや門があり、それぞれのドアまたはゲートでは、そこを守護している者へ質問の正しいスペルと答えを返さなければなりませんでした。
さもなければ、(そこを通する者の)「バー」または「魂」は、永遠に失われることになります。

Duat.jpg


(p.30~) Death of the Sun (太陽の死)

from the old kingdom onward, the Duat became synonymous with the nocturnal journey of the sun in its role as a visible manifestation of the sun God Re,this was believed to pass beneath,or through,the earth from sunset to sunrise,something it did in the company of the stars that had set below the horizon.

古王国時代以降、「デゥアト」は太陽神ラーの顕現である太陽の夜の旅と同義となりました。
日没から日の出までのあいだ、太陽は地平線の下に沈んだ星々と共に地球の下、あるいは地球を通過すると信じられていました。

The soul,or spirit,having been identified with the sun god,was seen to enter the duat underworld via a cavelike entrance in the west guarded by a recumbent lion known as the Aker.

太陽神と同一視されるようになった(そこを通する者の)魂・または霊魂は、「アケル」として知られている休息しているライオンに守られた、西にあるほら穴のような入り口を通ってデゥアト の地下世界に入る(ように思えた?)。


Assuming the form of a ram-headed,mummiform figure,standing within a shrinelike cabin on a night barque,the deceased would then be towed through the Duat,sometimes on firm,ground and at other times on water.

夜の小舟で聖所のような船室内に立つ、雄羊の頭をしたミイラのような人物を死者だと想定すると、それから(死者は)、時には固い地面の上・あるいは水の上を、デゥアト を引っ張られて通過しました。

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like the entrance,the exit was often thought to be guarded by an Aker (the two lions were generally shown as a single animal with a lion's head and forelegs at each end).

入り口と同様、出口もしばしばアケル(ライオン)によって守られていると考えられていました。
(二匹のライオンは、一般にそれぞれの端にライオンの頭と前足を持つひとつの動物として示されました)。


               aker.jpg

(上の絵は合体していませんが、エジプトでは二匹のライオンが対になって描かれているのが多いです。上の絵は二匹のライオンが地平線にある太陽を真ん中に挟んでいることから、獅子座の始まりと終わりのあいだ・・・つまり、獅子座の時代の太陽(神)=前回の星間雲通過=古代の大変動期を表わしているとは考えられないでしょうか?→参照 「2つの地平線の神」 )


At this time the revitalized spirit,as the sun reborn,would transfer to " a day barque" and take up its journey through the daylight hours.

この時点で新しい活力を与えられた魂は、太陽が再生したように "昼の舟"に乗り換え、(太陽神の)明るい昼の時間を通過する旅を始めます。


In so-called funerary,or underworld,texs found inscribed on sarcophagi,tomb walls,and funerary papyri during the New Kingdom,a recurring theme is that the Duat was divided into twelve compartments,or houses,each representing a separate”hour “of the night.

いわゆる冥界、または地下世界で、新王国時代の石棺墓の壁や葬祭パピルスなどに刻みつけられたテキストに繰り返し現れるテーマは、デゥアトは夜の(旅の)分けられた”時間 “をそれぞれ象徴する、12の区画・または家に分けられていたということです。

For instance, it is a concept expressed the Shat-ent-am-duat(“Book of that which is in the Duat,”also called the “Book of the Secret Chamber”),
Arguably the most important of the funerary texts used during this period.


例えばそれは、この期間中に使用された葬祭テキストの疑いなく最も重要な Shat-ent-am-duat( 「秘密の部屋の書」(?)とも呼ばれている「デゥアトにある者の書」 ) に表された概念です。

Such ideas were probably based on a belief that the night, however long, was separated into twelve divisions of equal length.

このようなアイデアはおそらく、(太陽神の)夜(の時間の旅)はどんなに長くとも、(それぞれが)等しい長さの12 の区分に分かれていた、という信念に基づいていました。



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次に、コリンズ氏がなぜ地下洞窟を「デゥアト」と考えたのか、その根拠となったであろうと思われる部分を一部ご紹介します。(全部は訳しきれなかったので重要なところだけ・・・)

「Beneath The Pyramids」 (p.30~)

 The Land of Sokar ( ソカルの地 )
(サッカラという地名は、エジプトの葬祭神ソカル (Sokar) に由来すると言われている。)

Although the duat underworld was a mythological concept important to the funerary beliefs and customs of the ancient Egyptians, there is firm evidence that it was thought to have a physical counterpart in Giza.

「デゥアトの地下世界」 は、古代エジプト人の埋葬上の信念や慣習の重要な神話上のコンセプトですが、ギザに物理的に対応するものを持っていると考えられていた、という確かな証拠があります。

This was a belief of Egyptian-born Egyptologist Selim Hassan ,who for ten years was director of excavations on the plateau on behalf of the Egyptian University, Cairo, and later the Service des Antiquites de l’Egypt.

これは、10年間にわたってエジプト大学、カイロ、およびそれ以降は「the Service des Antiquites de l’Egypt」のギザ台地における発掘調査の監督を務めたエジプト生まれのエジプト学者セリム·ハッサンの信念でした。

The results of his fieldwork were published as a multivolume work entitled Excavation of Giza.

彼の多くの実地調査による仕事の結果は、「ギザの発掘」という題をつけられて出版されました。

In one volume, which examines the concept of the duat underworld in some detail, he concludes that a physical counterpart of this underground realm must have exited in Giza.

かなり詳細にデゥアトの地下世界の概念を調べたひとつの巻で、彼は物理的に(デゥアトに)相当する地下の領域が、ギザに存在していなければならないと結論づけています。

Hassan was drawn to make this startling conclusion after consulting the am-duat text, in particular its description of the Forth and Fifth Hours of the Night, which he felt differed in style and content from all the others.

ハッサンは、アム-デゥアトテキストを研究した後、とりわけ夜の第4層と第5層の描写が、他のすべて(のテキスト)とはスタイルと内容が異なっていると感じ、この驚くべき結論に達しました。 

In these two divisions the Duat is named specifically as the “kingdom,” “land” or “house” of Socar in Routau, which , as we saw, was the ancient name for the Giza plateau.

これら二つの区分( 第4層と第5層 )において、 私たちが見たとおり、デゥアトはギザ台地の古代の名前だった「ロスタウ」の中のソカルの"王国"、 "土地"、または “家"として具体的に名前が付けられています。


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                       エジプト・ギザ台地

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以下は、前回の記事でふれたギザの「秘密の地下洞窟」を発見したアンドリュー・コリンズ氏による、「Beneath The Pyramids(ピラミッドの下に)」 という本(もちろん地下洞窟のことと、その発見の経緯について書かれたものです)の中から引用したものです。

あのピラミッドの立っているギザ台地の下に、大きな洞窟のシステムが発見されたこと自体驚くべきことで、本当はとっくの昔に大ニュースになっていいはずなのに、私たち庶民にはあまり知らされないまま、もう発見から7年もたってしまいました。
これまでのところ、日本のマスコミは一向にこれについて取り上げる気がないようですので、僭越ながら私のほうから少し皆様に紹介させていただこうかと思います。

なお、私は翻訳についても素人なので念のため原文も載せておきます。
訳文が変だと思われる方は、ぜひご自分で確認されてみてください。

筆者としては、文章の大体の意味を捉えていただければいいなあと思っています。
本文の p.150~151、「ヌト女神」と、「デゥアト」についても少し触れている部分です。


The Body of Nuit ( ヌトの体 ) 

天の川ヌト


We must begin this exercise by gazing up the Milky Way, the starry stream that forms the outer rim of our own galaxy,It curves across night sky and bears an uncanny resemblance to a pale-skinned,naked woman reaching from one horizon to the other.

私たちは天の川…我々自身の銀河の外縁を形成する星空の流れをじっと見上げることで、この練習を始めなければなりません。それは夜空を横切ってカーブし、一方の地平線からもう一方に達する、青白い肌をした神秘的な裸の女性にとてもよく似ている。

In this manner the appearance of the starry stream is reminiscent of the way in which Nuit ,the ancient Egyptian sky goddes, is portrayed arched over the earth in ancient Egyptian art, a fact noted by astronomer Dr.Ronald A.Wells.

このようにして星空の流れの外観がヌト=古代エジプトの美術で地球の上に弓なりに描かれている天空の女神=を想起させるという事実は、Dr.Ronald・A・.Wellsという天文学者によって指摘された。

Indeed, Nuit's entire form-with outstretched arms, downward-facing head,neck,torso, thighs, extended legs and feet-is suggested by the outline of the Milky Way between the constellations of Gemini on one side of the sky and Scorpio on the other .

実際に、ヌトの全体のフォーム…双子座とその反対側の蠍(さそり)座の間にかかる、いっぱいに伸ばした両腕、下向きの頭・首・胴体、ぴんと張った太ももからすね、足まで…は天の川の輪郭を示唆する。


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(3年前の大英博物館展で展示されていたグリーンフィールド・パピルス「死者の書」より)

From the Old Kingdom onward, Nuit was seen to forever swallow the sun at sunset and give birth to it again at dawn the next morning.

古王国時代以降、ヌトは永遠に日没に太陽を飲み込み、翌朝の夜明けに再びそれを出産するように思える。

( 訳者注 : なぜなら、古代エジプト人の宇宙観について、現在の学者達は以下のように解釈しているからです。)

「太陽神は毎日、朝日と共に昇り、昼の間は天空の女神ヌトの体をつたって空を(東から西に)移動して行きます。
そして日が暮れると共に、太陽神も地球の裏側を通っていきますが、夜のあいだ、太陽神は冥界に下って行くと考えられていました
そして、また翌日には太陽神は再生して天空を回ります。」 → (「大英博物館展へ行ってきました」の後半参照
)

It was the sun god 's passage through her body that gave rise to the belief that during the hours of darkness it journeyed through the Duat,or underworld, which we have ascertained was seen to exist,certainly in part,beneath the plateau of Giza.

ヌトの体を太陽神が通過するということは、太陽神が暗闇の時間帯にデゥアト、あるいは地下世界を旅するという信念の元であったが、我々が調査によって確認したもの(デゥアトあるいは地下世界)は確かに、一部ではあるが、ギザ台地の下に存在するように見えた。

This subterranean realm, named as Rostau, or the kingdom of falcon – headed god sokar, was thus synonymous with her body, within which the deceased archieved transformation into an akh, a glorious spirit or ascended being, at one with the stars of the northern sky.

「 ロスタウ 」と名付けられたこの地下の領域―または鷹の頭をもつ「ソカル神の王国 」は、このように彼女の体と同義だった-その中で死者たちがアクへの変貌を達成し、輝かしい魂・またはアセンションした存在になり、北天の星とひとつになる。



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このように、ギザ台地の下に見つかった洞窟のことを、発見者のコリンズ氏自身が「太陽神が暗闇(夜)の時間帯に旅する場所」=「Duat (デゥアト)」だと考えているようなのです。




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以前に私は太陽神の死と再生・・・ヌト女神が表わしているものとは? その2」で、 古代のテキストに 「『 デゥアトの隠された場所 』と呼ばれる天空の領域を地上に再現するように指示した場所がある。」というハンコックの言葉を引用しました。

そして、「その天空の領域は動画によると『ヌト女神』ということになりそうなので、以下ではないかと思われます。」と言って天の川の写真を貼りました。


     600px-Milky_Way_Arch_201503062339495cd.jpg


そして、それを地上に再現した場所とはどこなのでしょう?
・・・と皆さんに問いかけましたが、覚えていらっしゃるでしょうか?
しかし、ここで以前からこのブログを読んでくださっている方は疑問に思われたのではないでしょうか。

なぜなら、ハンコックの 「デゥアトのもっとも顕著な特徴は、宇宙の大河、『うねる水の道』との関係だ。これまでの研究で、『うねる水の道』が『天の川』であることは、まず間違いない。」とし、

「古代のピラミッド・テキストを集大成した神官・天文学者が、天界の『うねる水の道』を、ナイル川と見ていたこともあきらかだ」としている説を引用したからです。→( 「うねる水の道」参照 ) 

また、他にも何度となく、ナイル川が紀元前10500年ごろの天の川を「天の鏡」のように写していたことを書いてきました。
 
しかし、ナイル川は「隠れて」などいないので、明らかに『 デゥアトの隠された場所 』という言葉の表わしているものとは違うように思えます。

そうすると、「デゥアト」とはほかに、どこか隠された場所にあるのでしょうか?




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ところで、ずっと前に記事にしたこれ・・・ギザで発見された「秘密の地下洞窟」

この地下洞窟のことを、著者のコリンズ氏は「Duat (デゥアト)」ではないかと考えているようなのです。





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