古代のことがらを学ぶことによって、現代の指針とすることができるのではないかと思っています。

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「Beneath The Pyramids (ピラミッドの下に)」p・188~189
(墓の守護をしている Ahmedへ のインタビューのつづき)

           giza20caves20andy20new2027031120low.jpg

It was something I would attempt to explore further on my return home.

それ(el-Hanash について )は、私が帰国してからにさらに深く探求しようと思っていました。

(I later found that el-Hanash is also thought to be a horned viper,although it makes better sense that it is a giant python, in view of the story that it strangles to death anyone that attempts to remove what it protects.)

(私は後にel-Hanash が、角のある毒蛇と考えられていることを知りました。・・・それ(蛇)が守っているものを奪おうとする者は誰でも、絞め殺そうとするという話の観点からは、巨大なニシキヘビのほうがより理にかなっていると思うけれども。)

Through Saad,I know asked the guardian how far the caves went into the bedrock.
His answer was unexpected,for he said that they went all the way to el-Faiyum.


Saad から、洞窟が岩盤の中をどこまで続いているのか彼がAhmed に尋ねたのを知りましたが、それに対する彼の答えは予想外でした。
彼は、「( 洞窟は)はるばる el-Faiyum まで続いている」 と述べたのです。

The el-Faiyum Oasis is around fifty miles (80km)south of Giza,which made his claim seem ludicrous.

エルファイユームオアシスは、ギザからほぼ50マイル(80キロ)も南にある ので、彼の話はばかげているように思えます。


karte-2-279.gif



El_Fayoum Oasis
      el-Faiyum Oasis

What it did suggest,however,was the existence of a tradition locally that the catacombs went for some considerable distance beneath the plateau,backing up Salt's assertion that he and Caviglia had penetrated the bedrock for at least "several hundred yards."

しかしながら、それが示唆しているのは、カタコンベがかなりの距離にわたって台地の下に存在するという地元の伝承があるということです。これは、Salt と Cavigliaのふたり が少なくとも「”数百ヤード”岩盤を通過した」、というSalt の主張を裏付けています。(100ヤード = 91.44 メートルなので、少なくとも200~300メートルは通過したと思われる。)

Were there any other entrances into the cave system?

「この他に、洞窟システムに入る別の入り口はありますか?」と聞くと、

Ahmed said there were no other known entrances-just this one.

Ahmed は「この他には知られている入り口はありません・・・これだけです。」と答えました。


                  ToB entrance copy low
       「Tomb of the Birds」と呼ばれる地下洞窟の入り口。

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「入り口」の話が出たのでついでに書くと、驚くのが下にあげた各ピラミッドや「 Gebel Gibli 」という丘の頂点との位置関係。
各図形が、みごとに「Tomb of the Birds 」の位置を指し示しています。
ピラミッドを含め、このギザ台地全体を設計した存在の「知性」の高さがうかがえます。


equilateral20gtriangle.jpg

①、「Gebel Gibli 」の頂点と第1・第3ピラミッドの頂点をつなぐと三辺が等しい正三角形になります。
(ちなみに、マーク・レーナー氏(ピラミッドの分野で有名な考古学者)が調査に使っていたのもこの丘だそうです。)



3-4-520triangle.jpg

( 左上(北西)にあるのが「Tomb of the Birds」。)

②、Tomb of the Birds」と 「 Gebel Gibli 」の頂点を結んで直角三角形を描くと、第1・第2ピラミッドの各頂点を通り、さらに各辺の比率は3:4:5のピタゴラスの(定理の)三角形です。

また、南北のラインがスフィンクスの頭を横切っています。



tombofbirdsgeometrycollins.jpg


③、2つの幾何学図形が重なり合いました。ギザの幾何学的形状は最初から計算されたものであることを示唆しており、 「 Gebel Gibli 」の丘は(それを)見晴らすのに好都合な場所です。

☆③について以前につけた解説は原文にはなく、私が独自に付け加えたものだったのですが、もう一度よく本文を調べ直してみたところ、「Gebel Gibli 」から第1~3ピラミッドの各頂点までの距離が等しい」と書いた部分は私の勘違いでしたのでお詫びして訂正します。
(第1~第3ピラミッドにかけて描かれた弧が示す仮想の円の中心点は「 Gebel Gibli 」ではなく、計算してみると第2ピラミッドの2360メートルも南東にあったそうです。)  
(上の図と英語の解説はこちらより)




collins_2_20160128215644c40.jpg



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私にはコリンズ氏の本をすべて訳すことは到底できませんが、全体に目をとおして大体の意味をつかみ、その中で特に興味のあるところについては詳しく調べました。その中で、少しですが訳してみたところを皆さんにご紹介します。

それは、地下洞窟が「 EL-Hanash 」 と呼ばれる巨大な蛇のすみかであると考えられていたということに関してです。

以下はこの本の後半のほうで、コリンズ氏らの一行が地下洞窟の調査を終えたあと、墓の守護をしている Ahmed という人(たぶん現地の人)に、この地下洞窟についてインタビューしたところです。
( 注・「墓の守護」・・・地下洞窟の入り口は「Tomb of the Birds」(鳥の墓)と呼ばれているため )

tmp_cairo_pi01_001_convert_20110205174749.jpg


(「Beneath The Pyramids (ピラミッドの下に)」p・188~)
The abode of el-Hanash ( EL-Hanash のすみか)

Ahmed, the tomb guardian, seemed happy that he had enabled our eventful investigation of the catacombs. Outside he answered questions, admitting to Saad that he had never entered the caves himself.

墓の守護をしている Ahmed は、私達が地下洞窟への充実した調査ができたことを喜んでくれているようでした。 外で彼は Saad の質問に答え、彼自身は洞窟に入ったことは今までに一度もなかったことを認めました。

Why not?

“El-Hanash”,Ahmed announced, before providing an explanation .
Saad translated, saying that the caves were thought to be the abode of a giant snake called el-Hanash.


「何故ですか?」と聞くと、彼は説明するより前に 「 El-Hanashですよ。 」と言いました。
「洞窟はエルーハナッシュ と呼ばれる巨大な蛇のすみかであると考えられていたからです。」とSaad は通訳しました。

Apparently,it was “nine meters” (30feet)long, and anyone attempting to enter el-kahf (Arabic for "the cave"or "caves") would be squeezed to death within its powerful coils.

そのヘビは 9メートル(30フィート)もの長さがあり、「el-kahf (アラビア語で洞窟を意味する)」 に入ろうとする者は誰でも、その強力なコイルで締め殺されてしまうでしょう。」

As to what type of snake it was,Ahmed replied, “el-cobr a,”which, of course,is a species that features prominently in ancient Egyptian art and religious as the uraeus, a symbol of magical power and kingship.

「それがどんなタイプのヘビであろうと」、とAhmed は答えました。
「もちろん、それは 『ウエラウス』 として古代エジプトの芸術や宗教の中で目立った特徴のある、魔法のパワーと王の特徴を備えた "エル・コブラ"という種類です。」


Yet, plainly, cobras never reach the size declared by Ahmed, meaning that the story of El-Hanash was obviously some kind of local fable.

にもかかわらず、Ahmed はコブラが彼の言った大きさに達することはないとはっきり認めました。
これが意味するのは、「 El-Hanash 」の話が明らかにその地域の寓話(ぐうわ)のようなものだったということです。


             n-haje01.jpg
            エジプトコブラ こちらによると、アフリカに広く分布し、全長は100-200cmで、最大は300cmにもなるという非常に大きなコブラだそうです。)
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コリンズ氏自身は、私のように地下洞窟や Duat という概念を実際の「星間雲」と関連付けて考えてはいませんが、洞窟にまつわる「蛇」に関する伝承については、数ページをさいて考察しています。

その中で、「おそらく洞窟それ自体が、蛇の体として見られていた」ということについて述べている部分がありますが、これなども「太陽神の夜の旅」という概念や、それを物理的に表現した「 Duat の地下世界 」が、ただ単なる空想上の産物ではなく、実際の太陽系の軌道を表わしているのではないかと考えた理由のひとつです。


(p.199~200)

In fact, there is a case for assuming that the caves of el-Hanash were themselves the origin behind the concept of the duat underworld in ancient Egypt's funerary religion, the reason why Giza came to be called Rostau, the "mouth of the passages", the same name as the deepest part of the Duat in the Am-duat text.

実際、「el-Hanash 」の洞窟それ自体が、古代エジプトの葬祭信仰の「デゥアトの地下世界」というコンセプトの背後にある、「起源」であったと仮定する場合があります。・・・ギザが Am-duatテキストの中のデゥアトの一番深い部分と同じ名前である「ロスタウ」="通路の「口」"と呼ばれるようになった理由は。

It is a conclusion strengthened in the knowledge that in the Twelfth Hour, or final hour, of the Am-duat, the deceased, as the sun god, passes through the body of a giant snake called Ankh-neteru.

その推量は、アムーデュアトの12時、あるいは最後の時間に、死者が太陽神として「アンク-ネテル」と呼ばれる巨大な蛇の体を通過するという知識によって強められました。 

Afterward, he leaves behind the darkness and is reborn on the eastern horizon within the sky goddess Nuit's body (here the word used for "body"is ihty, which can also mean "vulva"or "pubis").

その後、彼(死者)は暗闇を後にして、空の女神ヌトの体内で東の地平線上に再生する。(ここでは(ヌトの) "体"に使用される単語は、 "外陰部""恥骨"を意味する 「ihty」 です。)

The idea that the Ankh-neteru snake actually becomes the cave tunnel of the Duat, through which the deceased has to pass from tail to mouth, is perhaps based on an abstract belief that caves themselves were seen as the bodies of snake.

アンク-ネテルヘビが、実際にデゥアトの洞窟のトンネル・・・ 死者がその尾から口までを通過しなければならなかった ・・・になるという考えは、おそらく「洞窟それ自体が、蛇の体として見られていた」という抽象的な信念に基づいています。

Was this the origin behind the regend of el-Hanash haunting Giza’s subterranean world?

(どうして)EL-Hanash の伝説の背後にある起源(巨大な蛇)は、ギザの地下世界につきまとうのでしょうか?

Was it the genius loci,or guardian spirit, of the caves themselves , a folklorish projection of the sheer existense of their dark, winding tunnels and passageways?

それは、洞窟の守護神、あるいは守護霊なのでしょうか?

あるいは洞窟自体の暗く、曲がりくねったトンネルや通路などの存在そのものを伝える民間伝承の投影なのでしょうか?
                                              (以上引用)



       Galactic_Plane_1_20150605163637178.jpg


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