古代のことがらを学ぶことによって、現代の指針とすることができるのではないかと思っています。

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2013 16 06:40:42

白鳥座(Cygnus)、歳差運動とアンコールの壁画

ここまで書いておいて解釈しないというのも冷たいので、よくはわからないながら私なりの考察を試みてみようと思います。 (「天の雌牛」が白鳥座を指しているという仮定で)、 

古代の大変動期と白鳥座との関係についてです。

以前に載せた紀元前10500年の空の中に、白鳥座が描かれています。(下図左端)

以下、再びハンコック「天の鏡」より抜粋 - - - - - - - - - - -

アンコール寺院群は、紀元前10500年の春分の夜明けにおける竜座およびその近辺の星座を反映している。
(上半分は星座で、下半分の四角いマークはアンコールの寺院群。線は星と寺院の対応関係を表わしている )

    
     DSCF1255_20130616072115.jpg
   

・・・竜座は、北天の星座で、高緯度で北極の周囲を回る。したがって、毎晩、東や西にはあまり動かず、ゆっくりと天界の北極の周りをめぐるように見える。 そこで当然ながら竜座を見るため観察者は、北を向くことになる。

さらに、アンコール寺院群がほんとうに竜座を地上に「コピーした」ものなら、寺院群も南側から見なければならない。理想を言うと、相関関係を証明するには、夜明けの瞬間にアンコールの真南に立つ観察者が真北を向くのが望ましい。

その時、地上には大きな幾何学的な囲いと寺院群、天空の北の真上には竜座の蛇が子午線を超えて横たわるのが「見える」(もちろん想像の中)はずだ。

・・・・・・さらに、その他すべての寺院が、紀元前10500年の同じ日時に子午線上に見えた竜座の形そのままに、9世紀から13世紀に造営されているのだ。

しかも、竜座だけでなく、周辺の 小熊座のゼータ星小熊座のコカブ大熊座のアルカイド白鳥座のデネブなどの星の位置にも合致している。

これらすべてには、秩序ある計画の存在が感じられ、壮大な設計を組織だって完成させたように思える。

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これから推測するに、紀元前11000年~紀元前10500年頃 (今から約13000年前~)の(私が考えるに恐らく)大変動期と考えられる時代には、おおまかにいって白鳥座は「北」の空に位置し、竜座の近辺にいたらしいことがうけがえるのです。


 下の図は、各時代によって竜座が「黄道の北極」天の北極と黄道の北極は違うので注意)の周りを回るにしたがって向きが変わるようすを示した図です。
          
下図は1、2、3、4の順に「現在」、「紀元前2000年」、「紀元前6000年」、「紀元前10500年」の見え方を示したものです。  (太い線で示してある「N」が天の北極の方向で、丸いのが太陽「S」、真ん中が地球「E」)

       DSCF1269.jpg

(23・5度傾いた地軸の延長線上にあるのが「天の北極」で、地球が太陽を回る軌道である黄道面の真上が「黄道の北極」。) 

          DSCF1244_20130616171318.jpg


Wikipediaで白鳥座(Cygnus)について調べてみても、やはり「北」の星座であることがわかります。

北天の有名な星座の1つである。この星座は天の川の上に翼を広げ、北から南に向けて飛ぶ形をしている。夏の代表的な星座である。

はくちょう座の中心部の別名で北十字星やノーザンクロス(Northern Cross)と呼ばれる。南十字星と対応した関係でも関連付けられている。キリスト教ではこの星座を、キリストの磔の十字架と重ねて考えることがある。


               Cygnus_constellation_map_svg.png


  

 一方、地球から見て「天の北極」にある星、つまり各時代の北極星というのは、これまた歳差運動によって変わっていきます。
        DSCF1238_20130616080741.jpg



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ところで、下の写真はアンコールワットに描かれた壁画ですが、ハンコックによれば歳差運動を表しているといいます。


cbd-nyukai_sea_of_milk_l.jpg
         ヒンドゥー教の天地創造神話 「乳海攪拌(にゅうかいかくはん)」(クリックで拡大)

中央にヴィシュヌ神、その下にヴィシュヌ神の化身の亀「クールマ」がいる。

この巨大な綱引き図でヴィシュヌ神の左右にある太い縄は、ナーガ蛇の王「ヴァースキ」の胴体で、大勢の阿修羅(アスラ)たち(左側)と神々(右側)により、引っ張られている。

ヴィシュヌ神の足元には「マンデラ山」を表す突起があり、ナーガ蛇ヴァースキの胴体が巻きつけられている。
マンデラ山は神々と阿修羅が引っ張り合う力で、右に左にと回転しているのだ。

マンデラ山の横で宙に浮いているヴィシュヌ神は4本の腕をもち、そのうち2本でヴァースキの胴体をつかんでいるが、ヴァースキが引っ張られる力により、ヴィシュヌも左右に動かされているはずだ。

5つの頭をもたげた巨大なコブラ王ヴァースキを引っ張っているのは位の高い阿修羅の悪魔王で、回廊の49メートルもある浮き彫りの左端で力いっぱいヴァースキの頭を引っ張っている。
                                   ↓

IMG_6107_S.jpg


もう一方、右側にいる神々を助勢するサル面の神と、尾を高く跳ね上げる「ヴァースキ」のしっぽ。
神の背後には、槍と剣を持ち神々の応援にかけつけた人々の姿がある。


              乳海撹拌。4


「クールマ」と言う名の巨大な亀の下は海になっており、魚やワニなどの水中生物がたくさん描かれている。

マンデラ山の近くでは生物たちが放り出され、ばらばらにちぎれているが、ヴィシュヌの化身である亀の背中を中心とする宇宙的攪拌(かくはん)によってできる渦巻きのためなのだという。



            乳海撹拌。3

  
(上の写真3枚と下の文はこちらより引用、下線は筆写による ) 

《 古代インドの大叙事詩に出てくる乳海撹拌の話のあらすじ

太古、不老不死の霊薬アムリタをめぐり、神々とアスラ(悪鬼)が壮絶な戦いを繰り広げていたが、両者は疲労困憊し、ヴィシュヌ神(世界の維持神)に助けを求めた。 ( 注・・・アスラ=阿修羅 )

それを受けて、ヴィシュヌ神はこう言った。 「争いをやめ、互いに協力して大海をかき回すがよい。さすればアムリタ(不老不死の薬)が得られるであろう」

それを聞いた神々とアスラたちは、天空にそびえるマンダラ山を軸棒とし、亀の王クールマの背中で軸棒を支え、それに大蛇を巻きつけて撹拌のための綱とした。

神々がその尻尾を、アスラたちがその頭をつかんで上下に揺さぶり始めると、すさまじい炎とともに漆黒の煙が大蛇の口から立ち上り、そこから雷雲が生じて大雨を降らせ始めた。

だが、肝心のアムリタは出てこなかった。神々とアスラはさらに大海を撹拌し続けると、大海はやがて乳海となった。・・・・

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(一方、以下はハンコック「天の鏡」の解説ですが、こちらも引用してみます)

不老長寿の妙薬

・・・・・・この物語はラーマーヤナマハーバーラタ、いくつかのプラーナに記されており、

「世界の時代が終わるとき、神々と悪魔たちが力を合わせて宇宙の海を撹拌(かくはん)し、底に隠されている不老長寿の薬を獲得しようとした」 様子が語られている。・・・

・・・神々はマンデラ山を海へ運び、亀の王クールマの背中に乗せた。
山のまわりに蛇を巻きつけ・・・・・・阿修羅が頭を、神々が尾を抱えた。

撹拌による摩擦によって、大量の蒸気が蛇の口から吐き出され、雷をはらんだ雲となり、疲れた作業者を癒す雨を降らせた。
火炎も飛び出し、山を包んだ・・・・・・・

テキストによると、ヴァースキは辛い労働に大変苦しみ、とうとう毒液を奔流のように吐き出したという。

「それは広大な川となって地上に流れ、神々や悪魔(アスラ)、人間や動物を破壊しそうになった。困った彼らはシヴァに助けを求め、ヴィシュヌも懇願に加わった。願いを聞いたシヴァは毒液を飲んで世界を滅亡から救った。」

それでも撹拌は休むことなく続けられ、「ミルクの海」(または「乳海」)と呼ばれる泡は「樹脂とジュースで味がつけられたバター状の物質になり・・・・・・ようやく月が海から現れ、アプサラスが現れて天女となった.。」

その後も、ヴィシュヌの妻である女神ラクシュミー、ヴィシュヌの白い馬、そしてヴィシュヌが胸につける「輝く宝石」が出現した。

次に、神々の医師ダヌヴァンタリがあらわれた。その手にはアムリタがなみなみと入った金のカップがある・・・・・・
即座に、悪魔たちは容器を取り上げたが、貴重な液体を飲んで(彼らが)不老不死を得る前にヴィシュヌが介入した。

美しい幻の女神モヒーニーに姿を変えたヴィシュヌは、悪魔たちに近づいた。悪魔たちはモヒーニーの美しさにすっかり惑わされ、喜んでそのカップを彼女に手渡した。彼女は即座にその液体を神々に渡し、神々はそれを飲んで永遠の命を手に入れた。




        アンコールの女神(デバター)たち
                アンコールワットのデヴァター(女神)たち


(以上、グラハム・ハンコック「天の鏡」p.141~143より一部引用、また一部は自分なりにまとめてみました。)
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関連記事・・・ギザとアンコールとの不思議な関係
「ヴェーダ」について、そして「キリスト教について」思うこと
なぜ、「紀元前10500年」なのか?
アンコールつづき
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