古代のことがらを学ぶことによって、現代の指針とすることができるのではないかと思っています。

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ご無沙汰しています。

このブログをはじめて以来、こんなに間をあけたことはありませんでしたが、その理由としては、以前にも書いたようにもう大体書きたいことは書いてしまったと思っていたからです。

しかし、ブログを一ヶ月以上更新しないにもかかわらず、足跡をつけてくださるありがたい読者の方もまたいてくださるのに励まされて、もう少しだけ書いてみようかと思います。

詳しく読んでくださっている方ならたぶんお気づきのように、私自身ピラミッドのことについて興味があるといいながら、肝心のピラミッド本体のことについてはあきれるぐらい少ししか書いていません。まあ、それは意図的に残しておいた部分もあるのですが・・・

しかし、混沌としていた思考が書くことによって整理されてまた新たな発見ができることも多々あったので、まだ断片的でしかない考察もとりあえず書いてみようかと思って筆を起こした次第です。

読者の方々には、こんな個人の主観的な考察を述べたブログに頻繁に訪れてくださって感謝しております。

それでは、ここから主にピラミッドについて考察したことについて書いてみたいと思います。まずはハンコックの「創世の守護神・上」の抜粋からです。

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



・・・・・・もっとも古く謎に満ちているのが「ピラミッド・テキスト」だ。紀元前2000年代の後半に、さらに古い資料から書き写され、集大成されたものである。 

これらの注目すべき記録は、ギザから16キロ南、サッカラに存在する第五王朝と第6王朝の王墓の壁に、見事なヒエログリフ(絵文字)で彫刻されている。
大ピラミッドと大スフィンクスの秘密を解明する鍵は、ここに潜んでいる。

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天文学的な本質

過去百年の間に、さらに多くのテキストが現代語に翻訳され、研究対象となった。学者達の大多数は、複雑な天文学的記述やシンボル、寓話や比喩がそこに含まれていると認めている。

だが、天文学的な側面こそが、テキストの本質だと見なしている学者は非常に少ない。この少数派に含まれるのは、第4章で取り上げた故ジョルジョ・デ・サンティラーナとハーサ・フォン・デヒェントだ。

彼らの論文「ハムレットの臼」の中には、死んだファラオの魂は天空を旅すると考えられていた、とある。・・・・・・・

サンティラーナとデヒェントは、学者の翻訳したものの多くが、あまりにも不適切だと嘆いている。
それらの翻訳が、テキストの天文学的な側面を、まったく意味がないかのように扱っているというのだ。


来世

古代エジプトから残存している初期の宗教文献には、「死者の世界」とその特徴を表わすために、非常に力強い、象徴的な言葉が登場する。
その世界は「デゥアト」と呼ばれ、近代のエジプト学者たちは「来世」あるいは「冥府」と訳してきた。だが、ピラミッド・テキストにおける「デゥアト」は、明らかに星空のどこかにある。



セリム・ハッサンは、エジプトの歴史を通じて碑文に出てくる「デゥアト」を、次のように分析している。

・・・・・・「オリオンはデゥアトに覆われる。地平線の住人(ラー=太陽神)が清められる間に。シリウスもまたデゥアトに覆われる。・・・・・・・(彼らの)父アトゥムに抱かれて」

(古代エジプトにおいてはオリオン座はオシリス神と、シリウスはイシス女神としばしば同一視される。)

そして、ハッサンはこう解釈した。

「この意味は明らかだ。太陽が地平線で清められるとき、王と同一視されたオリオンとシリウスの星がデゥアトに覆われる。これは、実際の自然現象を観察したもので、現実に起こることだ。

星は毎朝、夜明けの光に飲み込まれる。デゥアトの語源は、たぶん、「ある範囲の星」という意味で、星を覆う概念を示したものだろう。星の仲間に加わろうとする死んだ王(ファラオ)は、まず、デゥアトを通り抜けなければならない。そうすれば、王は正しい方向に導かれるのだ。


 冬の大三角形
  「天の川に覆われた」ように見えるオリオン座とシリウス。(シリウスは中央下のほうにある明るい星で、オリオン座のベテルギウス(右上の赤い星)、こいぬ座のプロキオン(左上)とともに冬の大三角形を形づくっている。
http://www.cabinet-cbc.ed.jp/db/rika_cd/tentai/html/24f.htmより)

・・・・・・デゥアトの天界における領域について、ハッサンの認識はある程度正しい。
確かにデゥアトは東にあり、観察できるのは夜明けだ。・・・・・・・

だがハッサンは基本的に宇宙の動きに詳しくなく、時間と場所に関して、ピラミッド・テキストから適切な節を選んでいない。ゆえに、重大な解釈の間違いを犯している。
そして、天文学に無知な数多くの学者たちによって、その誤解はさらにひどくなっていく。 

・・・・・・・そこでこれらの事実を心に留め、宇宙にある「デゥアト」を解釈しなおしてみよう。
今回は、天文学的に正しい文脈での解釈である。



古代エジプトのテキストをひも解いてみると、デゥアトのもっとも顕著な特徴は、宇宙の大河、「うねる水の道」との関係だ。これまでの研究で、「うねる水の道」が「天の川」であることは、まず間違いない。

さらに、古代のピラミッド・テキストを集大成した神官・天文学者が、天界の「うねる水の道」を、ナイル川と見ていたこともあきらかだ。 
    

毎年起こるナイル川の「大氾濫」も、やはり夏至のころのことだった。

            
「『うねる水の道』は洪水を起こし、ラーシュの原は水であふれた。

私は船で天空の東側に運ばれた。

その場所で、神々が流儀を授けた・・・・・・(オリオンの)妹はシリウス・・・・・・

水路を通ってきた。それは大氾濫の洪水の河岸であり、安心立命の場だ・・・・・

それは水平線にある・・・・・・・

どうか「うねる水の道」に持ち上げ、昇らせてください。

不滅の星たち、神々の間に置いてください・・・・・・」




                天の川とナイル川
              Andrew Fazekas
             for National Geographic News
             May 18, 2013



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