古代のことがらを学ぶことによって、現代の指針とすることができるのではないかと思っています。

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2013 25 00:00:00

「東から西」へ、そして「西から東」へ

ところで、以前に書いた記事「ナイル川の不思議」太陽船の儀式に関することですが、この儀式が非常に古いもので、かつ長く続けられた重要な儀式であったことが述べられている部分があったので、それを「創世の守護神・下」から抜粋してみたいと思います。
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ファラオ王朝のすべての権力、勢い、存在意義は、ホルス=王が超自然的な探索の旅に出かけるために必要なすべての儀式の道具立てを提供することにあった。

探索とは、時間をさかのぼり、父オシリスの地上と天空の領域に旅することだった。これがファラオの人生における最大の目的だった。 

この旅の終わりに、オシリスの星の姿という究極的な聖杯が横たわっていた。そこに至るには、多くの危険や困難、試練を乗り越え、多くの奇跡と恐怖を通り過ぎなければならなかった。・・・

・・・ここでもう一度、「太陽神の子でオシリスの息子」というホルス=王の二重性が、重要なポイントであることを強調しておこう。ピラミッド時代に行われたオシリスとホルスの偉大な儀式の真の謎はここに潜んでいる。


オシリスの元に導かれるファラオ
オシリスの元に導かれるファラオ。右にいるのはホルス神。


・・・E・A・ウォーリス・バッ卿もまた、ファラオ王朝は最初から、代々続くホルス=王に正しい儀式を与えようと全面的に献身していた、と見ている。
王はドゥアトの中を「旅」して、「地平線」のオシリスの二つの領域を訪問したのだ。

(エジプト人は)自身や死者が不滅性を達成し、「永遠の王であり永久不変の支配者」の領域に入れるなら、懸命に働くことに何ら苦痛を感じなかった。

死んだオシリスの代理として、ホルスやその「息子たち」や「従う者たち」(ホルスに従う者たちと呼ばれた神官たち)が演じる儀式の伝承は、第四王朝の時代においても・・・すでにきわめて古くからあるものだった。
(エジプト第4王朝は 紀元前2613年頃 - 紀元前2494年頃 )

この儀式は大切に保存され、代々の王朝に忠実に伝授されている・・・儀式で朗読されたと言われる式文は、何世代にもわたって書き写されてきた・・・

つまり王の存在は、二つのドゥアトを結びつける者としてきわめて重要だった。

ドゥアトの一つは空にあり、一つは地上にあり、悠久の「最初の時」と同じように、それぞれに「オシリス王国」があるとされていた。だからこそ、ホルスの偉大な「旅」は、天空と地上で並行して行われた。

そのドラマとは、次のようなものだ。

①天空において、ホルス=王は「太陽の息子」である。
 太陽の円盤の軌道に従い、「宇宙の川」を太陽の帆船で渡り、入り口に着く。

ここから東の地平線にある「父オシリス」の天空のドゥアト導かれていく。

 そこから一つの「道」を通って、ドゥアトの中心ロスタウに行く。
 そこは(今も昔も)オリオン座のベルト・スターの中にある。


②地上において、ホルス=王は人間の身体を持つ「オシリスの息子」である。
 地上の道に従い、太陽船でナイルを渡り、入り口に至る(大スフィンクス)。

 ここから西の「地平線」ギザのネクロポリスにある「父オシリス」の地上のドゥアトに導かれる

 そこから「道」を旅して、ドゥアトの中心ロスタウに行く。
 そこには(今も昔も)ギザの偉大な三つのピラミッドがある。
                              
                            (以上「創世の守護神・下」p・4~6より引用)

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・・・でも、こうして書いてみて私が疑問に思ったところは、
①の文中の「東の地平線にある「父オシリス」の天空のドゥアトへ導かれていく」というところだ。

もしも、この儀式が紀元前10500年の天界のようすを地上に映したものならば、ナイル川で太陽神ラーの船が東から西に渡ったように、空の太陽神も「東から西へ」宇宙の川をよぎらなければおかしいのではないか・・・?

地上でナイルを「東から西へ」横切った動きは、天空でも「東から西へ横切る」という動きでなければならない。

ということは、天空の太陽神も「西へ」いかなければおかしいのではないだろうか?


    DSCF6004.jpg

ギザ・ヘリオポリスの辺りから見て天の川は南に走る縦の川であった。そしてオリオン座はその右側にあったはずだ。ということは、この時代、オリオン座は「西にあった」のだ。

オリオン座が、「冥界の王」であるオシリスに関連づけられているのは、もしかしてエジプトの「西方=死者の世界」という概念と関連しているからではないのだろうか・・・?


      o0400022912083589678.jpg

     新王国時代第18王朝の貴族・センネジェムの墓室の壁画に描かれた太陽神。
太陽神ラーは西の方に向かっているが、西を目指している=あの世に向かっているということなのだそう。(しかし、なぜか生命の象徴であるアンクをもっている)



そう思って「創世の守護神」をもう一度読み返してみましたが、誤植などの間違いではありませんでした。

ややこしくなるので省略しますが、ハンコックは紀元前2500年ごろの夏至(シリウスのヘリアカル・ランジングが起こる日)の70日前からの太陽の軌道を追いかけ、それが黄道に沿って東向きにナイルを横切り、獅子座のレグルスという星と合体する現象により、「ホルアクティ」とは獅子座だったと結論ずけているのです。 
(このあたりのことは、書いている私にも意味がよくわからないので、読者の方はなおさら分からないと思います)


しかしよく調べてみると、ハンコックが上記のように推測した根拠は「行け、東の空へ・・・」と指示している、以下のピラミッド・テキストの箇所をもとにしているようなのです。(かっこ内は筆者)


(ファラオ)はラー(太陽神)とともに巨大な帆船に乗り、出港する。

王は地平線に帆船をすすめる・・・

王はラーと同じように、うねる水の道(ナイル川・および天の川)の河岸で帆船に乗り込む・・・


うねる水の道は氾濫している・・・あなたはそこを渡り地平線に行く。

そこは神々が生まれたところだ・・・あなたの妹(同伴者)はソティス(シリウス)だ・・・


うねる水の道を渡ってください・・・空の東側 に行ってください。


お座りください・・・地平線に・・・

彼(ホルス=王)はうねる水の道の河岸で、ラーのように帆船に乗り込む・・・



              天の川とナイル川
           

そして、次のようにつづく。


天空の葦舟は私のために用意された。そこで船に乗り、地平線に向かう。

そこで船に乗り、地平線に向かう。ホルアクティ のところへだ・・・・

あそこ、東側の空だ・・・・ラーから呼び出された・・・ホルスとして、地平線の住人として・・・


ホルアクティ のために空の扉は大きく開かれている・・・

空の扉は東のホルスのために、夜明けに大きく開かれている・・・・・・

行け・・・地平線にいるホルアクティへ・・・空の東側、そこは神々が生まれたところ

 
                               (以上「創世の守護神・下」p・10~11より)




・・・しかし、ここで言われている「ホルアクティ」とは、双子のかたわれ=「水瓶座」のほうのことではないのか?
            

「獅子座」の時代に天の川を「東から西に」横切った太陽神は、13000年という長い時間をかけて宇宙空間を航行し、Uターンして、再びいま天の川を「西から東に」横切ろうとしているのではないだろうか?

その向かう先には春分の日に東の地平線から昇る「ホルス=鷹」の神が待っている。


                  

                  horus_20130206213719.jpg
                     

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