古代のことがらを学ぶことによって、現代の指針とすることができるのではないかと思っています。

星の扉(とびら)背景

# 星の扉(とびら)

# 検索フォーム

# カテゴリ別記事一覧

# 最新記事

# アクセスランキング

[ジャンルランキング]

90位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
歴史ミステリー
5位
アクセスランキングを見る>>

2013 21 00:00:00

古事記の創世神話 その2

古事記の序文についてさらに解説します。   


夫(ソ)レ、混元既(スデ)に凝(コ)リテ、気象未(イマ)ダアラワレズ。

名モ無クワザも無シ。誰レカ其(ソ)の形ヲ知ラム。

然(シカ)レドモ、乾坤(ケンコン)初メテ分レテ、参神造化ノ首(ハジメ)と作(ナ)リ、

陰陽ココに開ケテ、二霊(ニレイ)群品(グンピン)ノ祖(オヤ)ト為リキ。



この節の3行目、「参神造化の首(ハジメ)」という部分ですが、これは別ページに書いてある「あらすじ」を読むと、

天(あめ)と地(つち)がはじめて姿を見せたそのとき、高天原(たかまのはら)に「造化三神(ぞうかさんしん)」と呼ばれる三柱の独神(ひとりがみ)…(アメノミナカヌシ・タカミムスヒ・カムムスヒ)が現れた。
(「造化」とは、万物を生じさせるという意味だそうです)

また、大地が固まっていない下界では、泥の中から、人間の祖先神だと思われる「立派な葦(あし)の芽の男神」ウマシアシカビヒコジが誕生した。

その後も、次々と神が成り出て、最後に現れたのは、男女の神である伊耶那岐(イザナギ)と伊耶那美(イザナミ)であった。

高天原の神々は、そのイザナギとイザナミに「(まだ固まらずに)漂っているこの地(くに)をまとめよ」と命じた。

2神は、高天原の「天の浮橋(あめのうきはし)」に立ち、神から授かった「天沼矛(あめのぬぼこ)」を下ろし、いまだ漂っている潮を「コヲロコヲロ」とかき混ぜた。
(注・もしかすると「こをろこをろ」とは「凝をろ凝をろ」で、「凝まれ、凝まれ」という意味なのかも?)


                       Kobayashi_Izanami_and_izanagi.jpg



すると、矛の先から滴(しずく)が落ち、潮がだんだんと重なって、淤能碁呂島(おのごろじま)が誕生した。 (注・おのころ島の「おのころ」とは、「自転」(おのころ)を意味するのではないかという説もありました。)

                         ↓


                         ↓


                    
                         ↓


                         ↓
  


      aoshima.jpg


なんか、意図が見え見えですね。(笑)

(繰り返しますが、この画像は「火山の噴火によって新しくできた島のようす」ではなく、エジプト神話の最初の海の水が引いて、乾いた陸地が初めて現れたときの様子をイメージしてほしくて貼ったものです。)


わたしはイザナギが、天沼矛(あめのぬぼこ)を使って泥の海を掻き回したときの、「コヲロコヲロ」という音がいかにも感じが出ていて好きなのですが、このシーンは地球の回転するようすを連想させます。

また、イザナギが掻き回したという海は、「沼矛(ぬぼこ)」という言葉や、「誰レカ其(ソ)の形ヲ知ラム」という言葉から連想されるように、形のないドロドロとした沼のようすを連想させ、

高天原の神々がイザナキとイザナミに「(まだ固まらずに)漂っているこの地(くに)をまとめよ」と言ったことばからは、固まらずに漂っていたのが「海」ではなく、「地」(くに)であったという、とても重要なことが書かれています。

そしてこの海が、なんで普通の海ではなく、固まっていない「泥の海」だったのかと考えてみると・・・。


それは、地球が自転を続けながらもある方向に急激にその地軸を傾けることによって、海水が陸地にものすごい勢いで乗り上げ、飲み込んで、海と陸・土と水とがまぜこぜになったしまったからなのではないでしょうか?(この状況は、311のときに東北を襲った津波のようすを思い出すと想像できると思います。)

あるいは地軸の傾きはそのままで球面だけが傾くのかも・・・?
(「自転軸は23・4度の傾斜角度をほぼ保ったまま、球面全体が移動する」という説を書いているサイトはこちら。)


           地軸

(一日に一回、西から東に回転する地球の「自転」によって太陽が東から西に動いていくように見えるので、地軸(あるいは球面)が急激に傾くということは、地球から見ると太陽がいつもの軌道からどんどんはずれていくように見えるはずです。地球の裏側にある星々も同様。 )参考・・・アトランティス伝説


1行目の「混元既(スデ)に凝(コ)リテ」の「混」は「混じる」の混でもあり、「元」は土や水などの元素の「元」であるのは、そういう意味も含まれているのかもしれません。

なので、大洪水によって混ぜこぜになってしまった水と土・そのほかすべての物質(もちろん陸上の生物も含まれます)の元素はすでに(沈殿して)凝固し・・・という感じにも思えるのですが。

いずれにしろ、「古事記」という神秘的な書の解釈はとてもむつかしく、いかようにも解釈できると思うので、(実際色々な説があるそうです)今の科学の知識で改めて捉えなおしてみると、もっと新たな解釈ができるかもしれないと思うのです。

また、「気象未(イマ)ダアラワレズ」の「気象」というのは、現在使われている気象現象、つまり普通に大気の状態と考えることもできますが、それが「現れていない」状態というのも想像しにくいです。

これは「真っ暗闇」だったという古代エジプトの神話を考え合わせると、太陽の光がとどかず、太陽の熱による蒸発やそれによってできる雲、雨そのほかの気象現象がなかったのかも・・・?

他方、「気」と「象」を分けて考えると、目に見えないものと目に見えるものの両方と考えることもできます。
「気」というのは、たとえば目に見えない磁気・磁力のような物質の内側にあってそれを動かす力、「象」はいうまでもなく、物理的現象。・・・そして、それが「現れていなかった。」

または、エジプトの創世神話にあるように、「真っ暗だったので」なんらかの現象があっても単にそれが見えなかったのかもしれません。2行目の「名モ無クワザも無シ。誰レカ其(ソ)の形ヲ知ラム。 」からもそれがうかがえます。

3行目…「然(シカ)レドモ、乾坤(ケンコン)初メテ分レテ」(「乾」の横にあった文字は、「坤」と言う字で、二つ合わせて「けんこん」と読むのだと分かりました。(ネットにも漢和辞典があることを初めて知りました。今は、辞典がなくとも調べられるのですね)

「乾坤」をgoo辞書で調べてみると、「天地」と同じ意味があるようで、下のようになっていました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/thsrs/12224/m0u/

〔類〕天地(てんち)/天地(あめつち)/乾坤(けんこん)
[共通する意味] ★天と地。
[英] heaven and earth

[使い方]
〔天地〕(てんち)▽天地が引っくり返る
〔天地〕(あめつち)▽天地の神に祈る▽天地の栄える時
〔乾坤〕▽乾坤一擲(いってき)(=命運をかけて、のるかそるかの大勝負や大仕事をすること)

[使い分け]
【1】「天地(てんち)」が、最も一般的。「天地」は、「自由の天地を求めて船出する」のように、世の中や、「天地無用(=荷物などの上下を逆にしてはいけない)」のように、物の上下もいう。
【2】「天地(あめつち)」は、全世界もいう。「天地(てんち)」よりやや古めかしい語。
【3】易(えき)の卦(け)で、「乾坤」の「乾」は天、陽などを表わし、「坤」は地、陰などを表わす。このため「乾坤」は、天地以外にも、陰陽、上下、前後などをさす。 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



う~ん、なかなか意味深げだと思いませんか?

これを、先の文章に当てはめてみると、色々な意味に取れそうです。


。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


FC2 Blog Ranking←「FC2ブログランキング」登録してみました。よかったらクリック頂けると幸いです。            
関連記事
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

# QRコード

QR

# 固定要素

固定要素:a
固定要素:b
固定要素:c
固定要素:d
固定要素:e
固定要素:f
固定要素:g
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。