古代のことがらを学ぶことによって、現代の指針とすることができるのではないかと思っています。

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2014 31 21:33:01

「一陽来復(いちようらいふく)」

前回の記事では今年の締めくくりにふさわしくないと思ったので、この記事を今年のしめにさせていただきたいと思います。

最近、知人からたくさんもらったゆずを使って「ゆず湯」に入りました。

本当は12月22日の冬至の日にやるといいと言われてもらったのですが、例によって「そのうち」と思っているうちに日がたってしまいました。

小さめのゆずだったのですが皮に3~4箇所包丁で切れ込みを入れると、たちまちゆずのいい香りがして、最初はそれほど乗り気でなかったのが、やってみるとけっこう癒されました。

やり方はとても簡単で、ガーゼでできた袋に3個ほどつめて、あとはお風呂に入れるだけ。

あとはプカプカ浮いているゆずの香りを楽しみながら、少しぬるめのお湯にゆったりと浸かると、とても気持ちがよかったです。 (調べるとゆず湯には風邪をひかない、美肌になるなど色々効能があるそうですが、私にはこの香りが一番癒されるのではないかと思いました。)


150px-Citron_hot_water_of_the_winter_solstice,yuzuyu,katori-city,japan


ところで、どうして冬至の日にゆず湯に入るといいのかついでに調べてみると、(キッズgooより)

中国や日本では、冬至は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくると考えます。
そこで、冬至のことを 陰が極まり再び陽にかえる日 という意の「一陽来復(いちようらいふく)」といい、この日を境に運も上昇するとされています。
また、悪いことが続いても、回復してよい方向に向かうという意味もあります。
古代には冬至を1年のはじまりとしていた時代もあり、冬至に未来への希望をつないだのでしょう

ゆず湯の由来

本来は、運を呼びこむ前に体を清めて厄払いするための禊(みそぎ)です。昔は毎日入浴する習慣がなかったので、「一陽来復」にそなえて身を清めていたのでしょう。現代でも、新年や大切な儀式に際して入浴する風習がありますね。昔から、強い香りがする植物で邪気をはらう風習がありますが(端午の節句の菖蒲湯など)、冬が旬のゆずは香りも強く、邪気ばらいにぴったりです。
  とありました。

「弱まった太陽の力が再び甦ってくる」という考え方は、太陽神の再生・復活ともなんとなく通じているような気がして「一陽来復」についてまた調べてみると、古代中国の「易経」という思想から来ていることばのようで、以下のようにかかれていました。

一陽来復

【読み】 いちようらいふく
【意味】 一陽来復とは、冬が終わり、春が訪れること。また、不遇のときが続いた後、幸運に向かっていくこと。
【解説】 もとは易の語で、陰暦の十月に陰の気が極まり、十一月の冬至になると陽の気が復(また)めぐってくるの意味から。
『易経・復・本義』に「此に至り、七こうして一陽来復す、乃ち天運の自然なり」とあるのに基づく。


つまり古代中国では、「陰極まって陽となる」という思想があるのですね。

【英語】 The darkest hour is before the dawn.(夜明け前が一番暗い)。


そういえば、今年大ヒットしたNHKの「花子とアン」というドラマの原作である「赤毛のアン」という小説の中で、主人公のアンが「夜はよもすがら嘆き悲しんでも、朝と共に喜びが来る」という聖書の一節を口ずさむ場面があり、昔大好きであったことを思い出しました。

冬至が過ぎたとはいっても、寒さはまだまだ厳しいと思いますが、皆さまお体を大切になさってください。

今年もお世話になりました。



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