古代のことがらを学ぶことによって、現代の指針とすることができるのではないかと思っています。

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2015 12 22:00:00

洞窟の位置と長さについて

「Beneath The Pyramids (ピラミッドの下に)」p・188~189
(墓の守護をしている Ahmedへ のインタビューのつづき)

           giza20caves20andy20new2027031120low.jpg

It was something I would attempt to explore further on my return home.

それ(el-Hanash について )は、私が帰国してからにさらに深く探求しようと思っていました。

(I later found that el-Hanash is also thought to be a horned viper,although it makes better sense that it is a giant python, in view of the story that it strangles to death anyone that attempts to remove what it protects.)

(私は後にel-Hanash が、角のある毒蛇と考えられていることを知りました。・・・それ(蛇)が守っているものを奪おうとする者は誰でも、絞め殺そうとするという話の観点からは、巨大なニシキヘビのほうがより理にかなっていると思うけれども。)

Through Saad,I know asked the guardian how far the caves went into the bedrock.
His answer was unexpected,for he said that they went all the way to el-Faiyum.


Saad から、洞窟が岩盤の中をどこまで続いているのか彼がAhmed に尋ねたのを知りましたが、それに対する彼の答えは予想外でした。
彼は、「( 洞窟は)はるばる el-Faiyum まで続いている」 と述べたのです。

The el-Faiyum Oasis is around fifty miles (80km)south of Giza,which made his claim seem ludicrous.

エルファイユームオアシスは、ギザからほぼ50マイル(80キロ)も南にある ので、彼の話はばかげているように思えます。


karte-2-279.gif



El_Fayoum Oasis
      el-Faiyum Oasis

What it did suggest,however,was the existence of a tradition locally that the catacombs went for some considerable distance beneath the plateau,backing up Salt's assertion that he and Caviglia had penetrated the bedrock for at least "several hundred yards."

しかしながら、それが示唆しているのは、カタコンベがかなりの距離にわたって台地の下に存在するという地元の伝承があるということです。これは、Salt と Cavigliaのふたり が少なくとも「”数百ヤード”岩盤を通過した」、というSalt の主張を裏付けています。(100ヤード = 91.44 メートルなので、少なくとも200~300メートルは通過したと思われる。)

Were there any other entrances into the cave system?

「この他に、洞窟システムに入る別の入り口はありますか?」と聞くと、

Ahmed said there were no other known entrances-just this one.

Ahmed は「この他には知られている入り口はありません・・・これだけです。」と答えました。


                  ToB entrance copy low
       「Tomb of the Birds」と呼ばれる地下洞窟の入り口。

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「入り口」の話が出たのでついでに書くと、驚くのが下にあげた各ピラミッドや「 Gebel Gibli 」という丘の頂点との位置関係。
各図形が、みごとに「Tomb of the Birds 」の位置を指し示しています。
ピラミッドを含め、このギザ台地全体を設計した存在の「知性」の高さがうかがえます。


equilateral20gtriangle.jpg

①、「Gebel Gibli 」の頂点と第1・第3ピラミッドの頂点をつなぐと三辺が等しい正三角形になります。
(ちなみに、マーク・レーナー氏(ピラミッドの分野で有名な考古学者)が調査に使っていたのもこの丘だそうです。)



3-4-520triangle.jpg

( 左上(北西)にあるのが「Tomb of the Birds」。)

②、Tomb of the Birds」と 「 Gebel Gibli 」の頂点を結んで直角三角形を描くと、第1・第2ピラミッドの各頂点を通り、さらに各辺の比率は3:4:5のピタゴラスの(定理の)三角形です。

また、南北のラインがスフィンクスの頭を横切っています。



tombofbirdsgeometrycollins.jpg


③、2つの幾何学図形が重なり合いました。ギザの幾何学的形状は最初から計算されたものであることを示唆しており、 「 Gebel Gibli 」の丘は(それを)見晴らすのに好都合な場所です。

☆③について以前につけた解説は原文にはなく、私が独自に付け加えたものだったのですが、もう一度よく本文を調べ直してみたところ、「Gebel Gibli 」から第1~3ピラミッドの各頂点までの距離が等しい」と書いた部分は私の勘違いでしたのでお詫びして訂正します。
(第1~第3ピラミッドにかけて描かれた弧が示す仮想の円の中心点は「 Gebel Gibli 」ではなく、計算してみると第2ピラミッドの2360メートルも南東にあったそうです。)  
(上の図と英語の解説はこちらより)




collins_2_20160128215644c40.jpg



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