古代のことがらを学ぶことによって、現代の指針とすることができるのではないかと思っています。

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2016 18 00:00:00

世界の「へそ」をつなぐネットワークと「天を見る目」

( 前ページの図と文を再掲 )

The Fifth Hour of the duat as illustrated in the ancient Egyptian funerary text known as the Am-duat.
( デゥアトの第5時間はAm-duatとして知られている古代エジプトの葬祭テキストに描かれています。)

(デゥアトについては地下洞窟についての動画The Land of Sokar ( ソカルの地 ) ほかを参照)

      デゥアト第5層

 「Beneath the Pyramids」を書いたアンドリュー・コリンズ氏によれば、一番上にあるベルのような形の物体は、ギリシャ語で「へそ」を意味する「オンファロス」を表わしているのだそうです。
オンファロスとは、ギリシアにあるデルフィの神殿で発見された釣鐘型の石で、「世界の中心」を示していると言われています。

このパワーオブジェクトは、アポロ神の神殿内の洞窟のような聖域にあったそうで、ベルにとまっている二羽の鳥は鳶(トビ)の可能性があるといいます。

一方ギリシャ神話によれば、「ゼウス神が2羽の鷲(ワシ)を大地の西の果てと東の果ての両側から放ったところ、デルフィで2羽の鷲が出会ったので、ここを大地の中心として聖なる石オンファロスを天空から投げ落とした」と言います。

古代よりデルフィは世界の中心地だと信じられてきたそうです。 

Omphallos_201604111024548a6.jpg
     アポロ神の神殿でみつかったオンファロス

また、G・ハンコックも「天の鏡」の中でこう述べています。

・・・・・・・ギリシャの伝承では、デルフォイのオムパロスと鳥を密接に結び付けているが、驚くことではないだろう。と言うのは、ギリシャの卜占官(ぼくとかん)は鳥の飛び方で占いを行ったからだ。

オムパロスの石の上には2羽の金色のワシが描かれていたと言われるが、これは「ゼウスが金色のワシを地の両端で放し中央に向かわせた・・・当然ながらワシはデルフォイで出会った」という故事にちなんでいる。 

( 「鳥」についての関連記事→世界のあちこちに見かける「鳥頭」の神八咫烏(やたがらす)の起源を求めてなど)


1羽のワシは東から、もう1羽のワシは西から飛んだと言われているので、ワシは、地球の曲線に沿って巨大な弧、半円を描いて飛んだことだろう。つまり、一本の緯線だ。

科学史学者のリビオ・カトゥーリョ・ステッチーニは「古代の図像学においては、これらの2羽の鳥(ワシではなく鳩の場合もある)は、緯線と子午線を示す典型的なシンボルだ」と言っている。

さらにステッチーニは、デルフォイのオムパロスに彫られた蜘蛛(くも)の巣模様は「緯線と子午線の網 (あみ)」を象徴すると述べている。

・・・・・『デゥアトにあるものの書 』によると、「ソカルの王国」には2羽の鳥がとまるオムパロス石があったという。そのようなオムパロスのひとつは、上エジプトのカルナックにある巨大なアメン神殿の聖域で、アメリカ人考古学者 G・A・ライスナーによって発掘されている。

これにより、「鳩」がカルナックとデルフォイの間を飛んだという、ギリシャの伝承が裏付けられた。

測地的な烽火(のろし)

PAP_0037.jpg

・・・・・・ギザ・ヘリオポリスを中心とする想像上の世界規模の碁盤目(ごばんめ)においては、アンコールの寺院群は「ゼロ」子午線より72 度東にあり、太平洋上のポナペ島にあるナン・マドール遺跡はアンコールより54 度東にあり、キリバスおよびタヒチの巨石建造物はアンコールのそれぞれ72 度および108 度東にある(72÷2=36、72+36=108、108÷2=54 )

( 関連記事・・・「ギザとアンコールとの不思議な関係」、「アンコール」つづき ほか )

(春分の時の太陽の位置が、その背景にある「固定された」星に対して1度動くのに72年かかる。また、「72」というのはマヤ暦の重要な時間の単位で、その他の数も歳差運動にかかわりが深く、中でも「54」はアンコール遺跡でもよく使われている。)

この碁盤目が「最差運動の尺度」に基づいているのであれば、次に重要な数は144だ。
(72×2=144)

アンコールの東144度(これはまた、ギザから経度にして西144度にあたる)を探してみると、1億6500万平方キロの広さの太平洋において、候補に挙げられるのはイースター島しかなく、位置のずれはわずかに320キロだ。


          image2_003.jpg 
こちらより)


したがって、イースター島が植民されたのは(ここで言われているのははるか古代の時代)、この島を一種の測地的なのろし、つまり目印にするためだったのではないだろうか?

1722年の復活祭の日曜日、ヤコブ・ロッゲフェーンが率いるオランダの船3隻によって「発見」されるまで、イースター島は、島民にはふたつの興味深い名前で知られていた。

ひとつは「世界のへそ」という意味の「テ・ピト・オ・テ・ヘヌア」、もうひとつは「天を見る目」という意味の「マタ・キ・テ・ラニ」だ。)


                    モアイ(写真はこちらより)
イースター島の巨大なモアイ像には、かつて白い珊瑚と赤いスコリアでできた目が入っていた。


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(写真はこちらより)

・・・・・・その結果、像は空を見上げていたことが分かった。このことから、なぜこの島が「マタ・キ・テ・ラニ」つまり 「天を見る目」 と呼ばれていたかが容易に推測できる。

月夜に、何百もの「生きた」像が輝く珊瑚(さんご)の目で星を眺めている姿は、神話の天文学者が宇宙をのぞきこんでいるかのように見えただろう。


・・・・・・・古代の天と地を合わせる碁盤目は、多くの「世界のへそ」を結び付けているが、まだ判明していない機能があり、それを満たしていたのではないだろうか?

・・・・・・だが、ネットワークであることに変りない。したがって、もし歳差運動の尺度が使われているとしたら、144の次に重要な数は36増えて180だ。 (72÷2=36、144+36=180)

アンコールのちょうど180度東(ギザから108度西)、そして赤道をはさんでほとんど同じ距離に(アンコールが北緯13度26分であるのに対し南緯13度48分)、巨大なまぎれもない「のろし」が存在する。

それは、ペルー沿岸パラカス湾の赤みがかった崖に彫られた、250メートルもの高さの「三叉矛(さんさぼこ)」あるいは「枝つき燭(しょく)台」だ。これは、はるか沖合いからも見ることができる。

矛先(ほこさき)は内陸を指し、南のナスカの高原東のアンデス山脈の方角に向いているようだ。



     Paracas_gallery1.jpg(写真はこちらより)


             (グラハム・ハンコック「天の鏡」 p.221~p.254までを適宜引用)

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