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古代のことがらを学ぶことによって、現代の指針とすることができるのではないかと思っています。

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2018 10 15:23:32

マンガ「創世の守護神」より 王の再生・復活への願い

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古代エジプトは生命の不滅を求めていた・・・


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古代の科学の全知識をかたむけて「生命の再生」にそそいでいた・・・


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死んだあともカー(霊魂)は


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再びもとの肉体へ還って甦(よみがえ)ると確信していた・・・


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命の再生のためには 死者の肉体を長く保存しておかなくては
霊魂がもどったとき 困ることになる
古代エジプト人は「うるわしの部屋」で 死者をミイラにして 腐敗防止をほどこした


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遺体より腸・胃・肝臓・肺・脳髄など心臓以外の内臓器官を取り出して・・・
ソーダー石粉で乾燥させ、亜麻布で巻いて「カノポスの壺」に入れて保護した
再生するまでに他人によってまじないをかけられ 勝手に動くことを恐れたのだ


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遺体は洗浄し、香料と没薬を入れ 亜麻布の詰め物をし 縫い合わせて
ナトロン(天然の炭酸ナトリウム)で乾燥させ しばらく塩漬けにして洗い落としたのち・・・

ミイラのそばに立つジャッカル(山犬)の頭部をもつ人物は「アヌビス神」と呼ばれ
ミイラ製作儀式の監督であり 死者の守護神とされている


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さて防腐をほどこされ亜麻布の包帯でグルグル巻きになったミイラは
来生への旅に困らないようにスリッパを所持し


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墓地の守護神アヌビス神が描かれた冥土への通行札をつけられる
描かれたアヌビス神の手には「生命」の意味であり 生命力の象徴的護符の「アンク」をもっている・・・
さらに身元証明の標識札を持ち ミイラの心臓部に
太陽を持ち上げるほど力強いタマオシコガネの姿を刻んだ「スカラベ」の護符を置き 再生の活力を願う



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すべては作法通り完璧に儀式を行った証明として ホルス神の「ウジャートの眼」のペンダントを装着して
ミイラに人型棺がかぶせられる


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そのマスク部分は故人の生きていた頃の面影に似せて 肖像が彫られ・・・顔料で彩色されるが・・・
高貴の身分であれば 全面に金箔(きんぱく)を張り


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かぶり物の「ネメス」の頭飾りは純金で作られている
金こそ純粋にして 永遠に変容することがない 古代エジプトは金の普遍性に生命の不滅の神性を見ていた


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さて・・・いよいよミイラは人型棺を三重にかぶせられ 木や石でできた本棺に納められる・・・
この時 パピルスでできた巻物「死者の書」も遺体とともに納める


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棺(ひつぎ)を葬送の船に乗せ・・・
その船をさらに牛が引くソリに乗せて・・・運び


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マスタバ(永遠の家) レンガ造りの墓地に向かう
(ピラミッド周辺のマスタバ)


       ( 以上、「完全コミック版」創世の守護神 3より抜粋させていただきました。)
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 スカラベの装飾品


ツタンカーメンの黄金のマスク
  ツタンカーメンの黄金のマスク

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ツタンカーメンの第二の棺
 ツタンカーメンの第2(真ん中)の棺


ツタンカーメン第3の棺
ツタンカーメンの第3の棺 (一番内側の黄金の棺。黄金を打ち出したもので、110.4kgの重量を持つとのこと。)
( 上記写真のうち3点は こちらよりお借りしました。)



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  ツタンカーメンの棺を入れる第1の厨子




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  ツタンカーメン王の玄室の東壁面

東壁面には、横に寝かされたツタンカーメン王のミイラが厨子の中に安置された場面が描かれた。
前後にはネフティスとイシスの二柱の女神を備え、ウェプワウェト神を先頭に置いている。

ミイラの上には、「完璧なる神、二国の主、ネブ・ケぺルウ・ラー、永遠の生命を与えられし者」 とヒエログリフで描かれている。

ウェプワウェトは、エジプト語で「道を開くもの」を意味し、ピラミッド・テキスト以来、「開口の儀礼」を行なう者とされ、王の不死への道を開くという役割を演じる神であった。

厨子の上部に二重に少し垂れ下がっているのは、「ケケル」フリーズを意識した花飾りである。
「ケケル」フリーズは、生者の世界と死者の世界とを分ける聖なる境界線であったと考えられている。

厨子は先導する白装束の12人の男性たちによって、そりに乗せられ綱で引かれている。
12名のうち、2名が剃髪しているが、彼らは神官か宰相であった。

ツタンカーメン王墓
 玄室の西壁面

西壁面(画面むかって左手)には、冥界を描いた葬祭文書である「アムデゥアトの書」から題材が採られたと思われる場面が描かれている。
同じ方向を向いた12匹のヒヒが三段四列に描かれており、その壁画の大部分を占めている。

12匹は冥界を旅する王と太陽が復活する夜明けまでの夜の12時間をそれぞれ表現しているのである。
古代エジプトにおいて、しばしばヒヒは知恵の神トトを表す際に用いられた。・・・・・・

いずれにせよ西壁面は夜をテーマにした壁画なのである。

西壁面は上部は二面に分かれており、向かって右側に五人の神々が行列をなしている様子が、そして反対の左側には太陽の船に乗るフンコロガシの外見をした太陽神ケプリが夜明けに昇る際に両側からオシリス神に讃えられている様子が描かれている。

玄室の北壁面

玄室の北壁面には、{開口の儀礼」を含む三つの場面が一面に描かれている。

向かって左の場面は、ツタンカーメンが古代エジプト王の典型的かぶり物のひとつであるネメス頭巾をかぶり、冥界の王オシリスと対峙している。

一般的にはツタンカーメンを来世に迎えようとするオシリス神の場面と解釈されている。
しかし、この場面で最も注目すべきは、王の背後に密着する人物である。

この人物は碑文と頭上に置かれたカーの図像から、ツタンカーメン王のカーであることがわかるからである。




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 玄室の南壁面
   
ツタンカーメンを真ん中にして、前方に女神ハトホル、後方にアヌビス神が描かれている。

ハトホル女神はツタンカーメンの口に生命の象徴であるアンクを入れようとしているが、これは「命を与える」ことを意味することから、彼の「復活」を意味するアクションであるという。

また、この写真ではよく見えないが、ツタンカーメンは白いサンダルを履いており、これは彼がすでに復活したのだという意味を示すという。

(上の三つの壁画についての説明は、大城道則著 「古代エジプト死者からの声」より部分的に引用させていただきました。)


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