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2013 03 07:00:00

世界のあちこちに見かける「鳥頭」の神

最近、なぜか行く先々で「鳥・および鳥の頭をもった神様」に遭遇するのですが、昨年末に行った熊野で出会ったのは、八咫烏(やたがらす)でした。

HI3H0563_20130203062255.jpg HI3H0569.jpg
熊野のおみやげ屋さんで買ったヤタガラスのお守り。(ちゃんと3本足があります)

ヤタガラスとは…ニコニコ大百科
古事記によると、八咫烏は高木大神(たかぎのおおかみ)の命令で、神武天皇東征の際に一行を道案内するように命じられ、天より遣わされたという。 日本書紀には天照大御神が遣わしたと書かれている。

姓氏録によれば、八咫烏は賀茂御祖神社(下鴨神社)で祀られている賀茂建角身命(かもたけつのみのみこと)の化身と伝えられる。
和歌山県の熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の三つの神社の総称)では、この八咫烏が神の使いとして祀られている。

(ヤタはヤアタ(八咫)の略。咫(あた)は上代の長さの単位である。 ここでいう八咫は単に「大きい」という意味であるとされる。)
また、八咫烏は古代中国の伝説上のカラスである金烏太陽の中にいるという3本足の赤色の烏)と同一視される。


                          538709.png
   太陽神

カラスは太陽と強い結びつきを持つ鳥とされる。
ギリシア神話では太陽神アポロンはカラスを使いとしており、アイヌの神話では、カラスが太陽を救うとされる。
八咫烏も太陽神(もしくは太陽神の使い)であると考え信仰されている。
カラスと太陽の結びつきについての理由は諸説あるが、太陽にある黒点をカラスだとする説がある。


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そして、最近行った山形の出羽三山神社では、よく見かける長い鼻をもつ天狗の横に、「鳥の顔」をしたお面が飾ってありました・・・こんな感じの。
 
                    01_2.jpg
 
それを見て、「ははあ、天狗というのは長い鼻をしているのをよく見かけるけれど、元々は(遠い昔には)、長いくちばしを持つ鳥の顔をしていたのかもなあ」と思ったのでした。


huri-.jpg
   高尾山薬王院の天狗像は、くちばしと羽を持っています。


ついでに出羽三山神社のご由緒を調べてみたところ・・・なんと、いたのですねえ、ここにも同じ「鳥」が。
(出羽三山神社)HPの
「出羽三山の開祖である蜂子皇子が羽黒山へ辿り着くまでのルートについては諸説あるが、・・・」というところに。

・・・そこで皇子はその教えに従い東の方に向かって進まれたが、途中道を失ってしまった。
その時、 片羽八尺(2m40cm)もある3本足の大烏が飛んできて、皇子を羽黒山の阿久岳へと導いた。

これにより、由良の浜を八乙女の浦と称し、皇子を導いた烏にちなんで山を羽黒山と名付けた。

・・・・・ということは、これ、つまり、「八咫烏(やたがらす)」ですよね?

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(調べてみると、天狗は「ガルーダ」というインド由来の鳥頭の神から来ているという説もあります)

200905103Gs.jpg
(http://vogelpark.blog47.fc2.com/blog-entry-415.htmlより)

ガルーダ Garuda

ヒンドゥー教神話で主神格のひとつビシュヌ神(vishnu)の
乗り物とされる神鳥。
大乗仏教では、迦楼羅(かるら)と音写されて八部衆(五部浄、沙羯羅、鳩槃茶、
乾闥婆、阿修羅、迦楼羅、緊那羅、畢婆迦羅)のひとつとなり、インドの文化の
影響を受けた東南アジア諸地域の神話や美術にもしばしば登場します。
東南アジアでは生命や天界、秩序などを象徴する存在として崇拝され、
インドネシアの国営航空会社の名称にもなっている。

ガルーダはインド神話において蛇・竜のたぐいと敵対関係にあったとされ
それらを退治する聖鳥として崇拝されています。

これはインドにおいて猛禽類などの鳥が蛇を食べると思われており、
ガルーダの多くは人間の胴と鷲(ワシ)の頭部、嘴、爪、翼を持ち合わせており
翼は赤く体は黄金色で描かれています



ガルーダについて書かれたものを読んでみると、なんと巨大な蛇を踏みつけている写真をみつけたのです。
エジプトではホルスという鷹(タカ)頭の神が、太陽が安定したと思われるゼプ・テピ(始まり)の時代に登場するのですが、タカやワシのような猛禽類の鳥は、太陽神の敵の象徴である「大蛇」になぜ勝利するのか?・・・

(念のため、実際に鷹はコブラの天敵なのかどうかWikiで調べてみたところ、単純にそういうことではないみたいです)
                    IMG_9908_20130203063052.jpg
(http://nonachempaka.blog69.fc2.com/?no=190より写真お借りしました)

アンコールのタ・プローム寺院を囲む外壁に彫られたガルーダ
(ヒンドゥー神話に登場する鳥人間)
このレリーフでは2匹の大蛇ナーガを踏みつけている。

神話では、ガルーダはすべての蛇の天敵
人間の体に、ワシの頭、翼(つばさ)、鉤爪(かぎづめ)、嘴(くちばし)をもつガルーダの象徴は、
エジプトのタカ人間、ホルスと似ている。(ちなみにホルスも太陽神と呼ばれています)

ガルーダは、フェニックス(不死鳥)及び水瓶座とも同一視される。


ちなみに「ナーガ」というのはこういう複数の頭をもつ蛇で、このアンコール寺院にはいっぱい像があるみたいです。

           220px-Buddha_Park_Nagas.jpg

どうも世界のあちこちには、遠い時代に存在したなんらかの鳥の神、あるいは鳥人間のような存在についての共通した記憶があるようだと思った次第です。(しかも、この存在は太陽神の救いとも関係しているようです)


さて、このガルーダをもつアンコールワットについて調べ始めたら、とても深くて書ききれないので、次回に送ることにします。

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